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◆村岡総本舗だより◆
2002年3月1日 第6号
このメールマガジンでは、今月のおすすめの羊羹、和菓子について詳しくお伝えいた
します。
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こんにちは。
「村岡総本舗だより」編集長の村岡です。
佐賀城下ひな祭りもはじまり、また、小城町の牛尾では2月24日に梅祭りが開かれる
など春を感じる行事が多くなりました。
みなさんはいかがお過ごしでしょうか?
今月の特集は「ういろうの歴史・羊羹の歴史」です。これは2月23日に佐賀新聞の私
どもの広告に掲載されたものとおなじものですが、読み忘れた方やこの広告を見れな
い全国の方にもぜひ見てもらいたいと思い取り上げました。
その他の記事は必要に応じて読んでいただければと思います。
春という事もあり、関東関西のデパートでの催し物、佐賀、福岡での直営店の催し物
が充実しておりますので、催し物のご案内で御確認ください。
また、「とら焼き宗歓アンケート」の当選者より感謝のはがきやメールを頂いており
ます。これは直営店やデパートの催し物でお買い上げいただいた方におこなっている
ものですが、「こういうのに応募してはじめて当たったのでうれしい」というお便り
を何通か頂いております。
書いた覚えがある方はぜひ御確認ください。
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目次
・特集「ういろうの歴史・羊羹の歴史」
・今月のお菓子
・直営店での催し物の御案内
・各地催し物の御案内
・「特製切り羊羹」実演販売
・「とらやき宗歓アンケート」2月の当選者発表
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・特集「ういろうの歴史・羊羹の歴史」
「拙者親方と申すは、お立ち会いのなかに、ご存知の方もござりましょうが、御江戸
を立って二十里上方・・・」享保年間に活躍した二代目市川団十郎が得意とした演
目、「外郎売」の一節です。歌舞伎十八番にも数えられていますからご存知の方も多
いでしょう。
冒頭のせりふはその主人公、曾我五郎が述べる「ういろう」のいわれについての口上
ですが、ここで言われているういろうは、中国・元の礼部員外郎という職の陳宗敬と
いう人が伝えた「透頂香(とうちんこう)」という薬とされています。後に、この人
の役職名をとって「外郎薬」と呼ばれるようになりました。
この薬は苦かったらしく、口直し用に黒砂糖と米で作った蒸し菓子が作られるように
なったのですが、いつしかこの蒸し菓子の方もういろうと呼ばれるようになったと
か。
この菓子のういろう、どうやら羊羹の原形になったのではないかという新説が最近で
てきました。菓子のういろうは中国では年こう(「こう」の字は米へんにつくりが羔
という字です。)といわれる蒸し菓子であることやその食感などの理由から、米がい
つしか小豆に変化し蒸し羊羹になっていったのではないかといわれれています。羊羹
のいわれと言えば羊のスープ=羹(あつもの)という説が定番でした。しかし、それ
は「羊羹」という名前の由来であり、中身は菓子のういろうに由来したという新説
は、新しい歴史の切り口を示してくれています。
村岡総本舗では毎年3月にういろう「岡の花」を皆様にお届けしております。豊かな
舌触りの奥に、羊羹の源流になったのかもしれない味わいを感じ取っていただければ
幸いです。
季節の棹物「岡の花」
https://www.muraoka-sohonpo.co.jp/page-html/osusume.php3?no=2002030101
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★今月のお菓子
●岡の花(季節の棹物)
特集でも紹介いたしました小城公園の桜岡の和歌にちなんだ淡い桜色の生ういろ
うです。生ういろうはもち粉を原料とした蒸し菓子です。独特のやわらかさと上品な
舌触り、淡白な味わいをお楽しみください。
・定価1200円 (通信販売可) ・賞味期限 7日間
・販売期間 3月
https://www.muraoka-sohonpo.co.jp/page-html/osusume.php3?no=2002030101
●極上羊羹「心、愛、和」
発売以来根強い人気がある羊羹です。価格の方も20年近く据え置きで頑張ってい
ます。心(本煉)愛(小倉)和(紅煉)の3種類がございます。
・定価2000円 (通信販売可) ・賞味期限 120日間
・販売期間 通年
https://www.muraoka-sohonpo.co.jp/page-html/osusume.php3?no=2002030102
●さくら餅(季節の朝生)
さくら餅は小麦粉を使用、道明寺粉(もち粉)使用、両者を使用したもの計3種
に大きく分けられます。村岡総本舗では、道明寺粉を使用しています。ぜひお試しく
下さい。
・定価100円 (通信販売不可) ・賞味期限 当日限り
・販売期間 3月
●梅松桜(麩の焼)
米粉と餅粉を同時に使うことによって独特の歯ざわりがある、全国的に見ても珍
しい麩の焼です。紫蘇、青のり、しょうが入り紅餡の3種類の味わいが楽しめます。
・定価300円(5枚入り一袋)(通信販売可)・賞味期限 30日間
・販売期間 通年
https://www.muraoka-sohonpo.co.jp/page-html/osusume.php3?no=2002030103
●西王母 (上生菓子)
桃の形の上生菓子です。白の練り切り餡を紅色餡でぼかした外側が中の白あんを
包み込むようになっております。
・定価180円 (通信販売不可) ・賞味期限 当日限り
・販売期間 3月
商品のご注文、お問い合わせは下記の方までお願いいたします。
また、これらの商品がない店舗もございますのでご了承ください。
ホームページ https://www.muraoka-sohonpo.co.jp
mail info@muraoka-sohonpo.co.jp
フリーダイアル 0120-35-8057(午前8時~午後8時)
FAX 0952-37-3191
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★直営店での催し物の御案内
●3月2日 唐人町店31周年祭
「とら焼き宗歓5個付けキャンペーン」唐人町店、佐賀総本店、
佐賀駅北口店、佐賀空港店のみ実施
3月9.10日 鳥栖店感謝祭
「とら焼き宗歓5個付けキャンペーン」鳥栖店のみ実施
3月21日~24日 春の朝生祭り(直営店全店舗)
3月24日 櫻茶屋(小城本店)
「とら焼き宗歓5個付けキャンペーン」本店、小城中央店、
小城駅前店のみ実施
☆「唐人町店31周年祭」「鳥栖店感謝祭」「櫻茶屋」では次のようなサービスを予定
しております。
・店内商品千円以上お買上げのお客様にとら焼宗歓五個無料進呈
・ご案内の封筒をお持ちの方、または、その場で御記名の方に記念品の進呈
・季節の棹物「岡の花」、生菓子「さくら餅」等販売
・特製切り羊羹実演販売
・「櫻茶屋」のみ抹茶無料サービス
・鳥栖店では、この時期限定の「梅羊羹」を特別販売
☆「とら焼き宗歓5個付けキャンペーン」は、1000円以上お買い上げのお客様に「と
ら焼き宗歓」5個を無料でお付けするキャンペーンです。店頭で行っているアンケー
トでも「特製切り羊羹」に負けないくらいに多くのお客様からの支持を得ています。
この機会にぜひお試しください。
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★各地催し物の御案内
「特製切り羊羹」、「とら焼き宗歓」、「丸ぼうろ」をお持ちする予定です。
・新宿伊勢丹 (九州展) 2月27日~3月4日
・千里阪急 (九州展) 2月27日~3月5日
・名古屋高島屋(味百選) 3月6日~3月12日
・横浜高島屋 (九州展) 3月6日~3月11日
・梅田阪急 (九州展) 3月6日~3月12日
・川西阪急 3月13日~3月18日
・柏高島屋 (九州展) 3月13日~3月19日
・高崎高島屋(味百選)3月21日~3月26日
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★「特製切り羊羹」実演販売
外側がシャリシャリしていて中は柔らかい、生菓子感覚の羊羹である「特製切り
羊羹」の実演販売です。箱に液状の羊羹を流し、固まった羊羹をデパートまでお
持ちし、その場で切ったものをお売り致します。
・熊本岩田屋 (九州銘菓展)3月19日~3月24日
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★とらやき宗歓アンケート2月の当選者
直営店や東京、大阪での催し物でお買い上げいただいたお客様に差し上げている
アンケートはがきの当選結果です。
10名様に「とらやき宗歓」(600円相当分)をプレゼントをする予定だったのです
が、予想以上に各地から集まりましたので、先月に引き続き15名の方を当選とさせて
いただきました。おめでとうございます。
米田マキ様(東京都) 山本真市様(春日市)
貞松康夫様(佐賀市) エリス益美様(神奈川県)
坂田敏春様(佐賀郡) 山田和子様(佐賀郡)
山岡健司様(福岡県) 田村みか様(東京都)
末木あさ子様(多摩市)峡戸圭子様(尼崎市)
江口嘉子様(柳川市) 高木香奈子様(佐世保市)
田代正枝様(西松浦郡)中原多賀子様(熊本市)
野副悦子様(小城郡)
なお、アンケートの方は今年の3月まで実施する予定ですので、ご協力お願い
いたします。
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◆村岡総本舗だより◆
編集・構成:村岡総本舗企画室長 村岡由隆
提供・発行:(株)村岡総本舗https://www.muraoka-sohonpo.co.jp
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TEL 0952-37-3173(代)
0120-35-8057
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