創業明治32年 (1899年) 小城羊羹初祖 村岡総本舗

村岡総本舗だより10月号73号

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◆村岡総本舗だより◆
2007年 10月号 No.73
毎月一回発行の和菓子の情報誌です。一人でも多くの方に村岡総本舗の考えを
理解していただければ幸いです。
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 10月神無月、菓子のおいしい季節となりました。
 8月6日より日本経済新聞社朝刊連載の北方謙三作「望郷の道」には小城
(おぎ)や古湯(ふるゆ)等の地名がルビを振って登場しています。
この主人公こそ戦前四大キャラメルメーカー(すなわち菓子メーカー)のひと
つと言われた新高製菓創業者森平太郎翁であり、北方さんは曾孫にあたられま
す。数年前から構想をなされた作品で、明治時代以降の近代製菓業にもようや
く光があてられることとなりそうです。
 この四大キャラメルメーカー新高製菓、森永製菓、明治製菓、グリコの内、
明治製菓を除く三企業の創業者は佐賀県出身者であり、キャラメル王国佐賀県
とも言われていました。ルール違反をしない真面目で几帳面な性格の佐賀人の
戦前の三大職業は「軍人」「裁判官」「菓子屋」とされていました。
 近年「菓子王国佐賀」の復活が様々に取り上げられていますが、シュガー
ロード長崎街道の中心を占め、製菓技術においても先進性を発揮してきた佐賀
人には最も適した仕事であると言えましょう。

今回も「村岡総本舗だより」の読者の特典としまして、「村岡総本舗だより」の
一枚目をプリントアウトして直売店にもって来ていただいた方に、100円前後の
商品を1個プレゼントします。「村岡総本舗だよりを持ってきました」と販売員
に渡していただきますよう、お願いいたします。

 期限は発行日~ 10月31日までです(感謝祭の日は除く)。ささやかなプレ
ゼントですが、ぜひご活用ください。
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目次
・特集「小城櫻を紹介頂きました」
・「肥前の菓子 シュガーロード長崎街道を行く」のご案内
・「お客様の広場」
・今月の菓子
・最近取り上げていただいたテレビ、雑誌等
・直営店での催し物の御案内
・各地催し物の御案内
・「とらやき宗歓」アンケート9月の当選者発表
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★ 特集「小城櫻を紹介頂きました」

 九月二十六日のテレビ朝日系列「銭形金太郎」の番組内で弊店の「小城櫻」が
一箱二万一千円の高級スイーツとして紹介されました。
中村玉緒さん、関根麻里さん、森公美子さんが召しあがられ、中村玉緒さんは
「(こんな羊羹)見たことない」、森公美子さんには「小豆の味がすごい」との
コメントを頂いております。
一箱二万一千円というと、奇をてらったものと思われたり、成金趣味の商品だと
誤解を受けることがありますが、決してそういうものではありません。
小城櫻は「最高級の素材を使った最もおいしい羊羹を作るとしたらどういうもの
になるだろうか」という思いから、八年前の創業百周年を記念して作られました。
 四十等分にしていただくと、ちょうど食べごろの大きさになり、その場合一切
れ五百円です。京都の高級上生菓子も同じくらいの価値があるものと思っており
ます。
 森さんがいわれたように、小豆は備中産の白小豆で作った羊羹に高価な小豆で
ある丹波産白小豆の粒あんをちりばめています。あっさりとしていて、上品な味
ですので、適確に評価できる方とそうでない方にわかれるのですが、さすがに森
さんはオペラ歌手であり、感性の優れた方であると思いました。
 大勢で集まられる機会や特別なご贈答にでもお使いいただき、お抹茶と一緒に
召し上がって頂ければ幸いです。
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★「肥前の菓子 シュガーロード長崎街道を行く」のご案内

 弊店社長・村岡安廣の著作「肥前の菓子」が佐賀新聞より発売されております。
長崎街道は菓子の技術が伝わった道として、「シュガーロード」とも呼ばれてい
ます。著者は研究のため、年月をかけて佐賀、日本はもちろん、ポルトガル、ス
ペイン、韓国、中国、タイなど多くの国々を訪れています。ぜひご一読下さい。

 価格1,000円(税込)

佐賀県内の書店、村岡総本舗直売店で販売しております。
メールでのご注文も受け付けております。お名前、ご住所、お電話番号、冊数を
ご記入の上、下記までご連絡下さい。
(送料1冊210円、冊数により違ってきます。)

info@muraoka-sohonpo.co.jp
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★「お客様の広場」

 今回もホームページ上よりお買い上げいただいたお客様と、店頭でアンケート
に答えていただいたお客様のご意見を掲載いたします。     
                  
ありがたいご意見を数多くいただき、本当に感謝いたしております。
ご協力ありがとうございました。

「子供の頃から食べていますが、本店にきたのは、はじめてで、駅売りの箱
 などはなつかしかったです。」(福岡市・大串様)

「どら焼がすごくおいしくてファンになりました。他の商品もこれから少し
 ずつ食べてみたいなと思っています。」(佐賀市 中嶋様)

「とら焼宗歓がおいしくて村岡総本舗の看板を見たらいつも寄って買って
 帰ります。」(武雄市 女性)
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★今月の菓子

●「栗きんとん羊羹」(10月限定・季節の棹物)
  小豆を一切使わず、羊羹の部分も栗で作られた秋ならではのぜいたくな
  一品です。大きな栗粒とともにお楽しみ下さい。
   ・定価 1575円、1050円(通信販売可) ・賞味期限 10日間
・販売期間 10月
   (https://www.muraoka-sohonpo.co.jp/page-html/osusume.php3?no=2007100101)

●「麦と栗」
  素朴な味わいの白餡と麦こがしの皮、ひと粒栗の三種類のハーモニーは
  多くの方々から好評を得ています。季節限定商品です。
   ・定価 158円(通信販売不可)・賞味期間 6日間
   ・販売期間 9月~5月 

●「菓悦」
  秋の代表的な味覚である栗一粒を桃山生地で包み焼き上げました。
  栗好きな方に好評の抹茶にもよく合う菓子です。
   ・定価 242円(通信販売可) ・賞味期間 12日間
   ・販売期間 通年
 (https://www.muraoka-sohonpo.co.jp/page-html/osusume.php3?no=2007100102)

● 「栗大福」(季節の朝生)
  栗の風味と求肥(ぎゅうひ)独特の食感。小倉あんのおいしさを一度に
  味わえる贅沢な秋ならではの一品です。
   ・定価 126円 ・賞味期間 2日間
   ・販売期間 9月~11月

● 「延年菊」(上生菓子)
  紅色の練切で白餡を包み菊花の型に押して仕上げました。菊は香り高く
  気品があるので邪気を払い寿命を延ばすと伝えられています。
   ・定価 210円 ・賞味期間 当日限り
   ・販売期間 10月

 商品のご注文、お問い合わせは下記の方までお願いいたします。
 また、これらの商品がない店舗も一部ございますのでご了承ください。

ホームページ https://www.muraoka-sohonpo.co.jp
mail info@muraoka-sohonpo.co.jp
フリーダイアル 0120-35-8057(午前8時~午後8時)
FAX  0952-37-3191
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★ 最近取り上げていただいたテレビ、雑誌等

・『モノ・マガジン』(ワールドフォトプレス10月2日発行)“がばい旋風”欄
 に特製切り羊羹はじめ、佐賀の人気菓子が紹介されました。
 
・西日本新聞佐賀県版シリーズ『さが次世代100人』欄に、萩原隆文小城工場
 製造部主任が登場、羊羹裁断作業の写真つきで紹介されました。
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★直営店での催し物の御案内

10月6日(土)   福岡店お月見会(午前10時~午後7時)
10月13日(土)  多久店六周年秋の収穫祭(午前8時~午後8時)   

10月20日(土)・21日(日) とら焼き宗歓五個付けキャンペーン開催
              <鳥栖店20.21日(午前8時~午後8時)>
              <福岡店21日のみ(午前10時~午後7時)>     
               
・とら焼き宗歓5個付けキャンペーでは、店内商品1,050円以上お買い上げの
 お客様に『とら焼き宗歓』5個無料進呈
・福岡店・多久店では、小倉羊羹に栗が入った全国的にも珍しい「村岡栗羊羹」
 のご試食と抹茶の無料サービス
・福岡店・多久店では、店内商品1,050円以上お買い上げのお客様に金券の進呈
・多久店では、お子様や初めての方のための簡単な抹茶の飲み方講座
 (午前10時・午後3時)
・多久店では、特製切り羊羹実演(午前10時・午後3時)
・福岡店では、季節の棹物「栗きんとん羊羹」や月見だんごなど季節菓子の販売
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★ 各地催し物の御案内

「特製切り羊羹」、「栗羊羹」、「とら焼き宗歓」、「丸ぼうろ」、「極上羊羹 
心・愛・和」 をお持ちする予定です。

・10月10日~10月15日 大阪高島屋 (TEL 06-6631-9892)
・10月10日~10月16日 横浜高島屋 (TEL 045-311-5111)
・10月24日~10月29日 新宿高島屋 (TEL 03-5361-1111)
・10月24日~10月30日 立川高島屋 (TEL 03-3709-3111)
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★とらやき宗歓アンケート9月の当選者

直営店や東京、大阪での催し物でお買い上げいただいたお客様に差し上げている
アンケートはがきの当選結果です。今回も10月31日までに、アンケートに答えら
れた方を対象とさせていただきました。
「とらやき宗歓」(945円相当分)を10名様にプレゼントさせていただきます。
おめでとうございます。

香田絹代様(遠賀郡) 北川その子様(八代市)
今村光子様(八代市) 永渕信幸様 (多摩市)
木山普美様(遠賀郡) 中嶋てるこ様(佐賀市)
北川まい様(八代市) 戸井淳世様 (北九州市)
森川秀子様(大和郡) 末永美智子 (東諸県郡)
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★ お願い

おかげさまで「村岡総本舗便り」は登録者数が約2000名となりました。
また、店舗でお渡ししている「ダイジェスト版」のほうも10月は約12500名の方に
お渡しができ、本当にありがたく存じます。一人でも多くの方に和菓子のすばら
しさを知っていただければと思っておりますので、和菓子にご興味がある方には
ぜひ下記のアドレスをお知らせください。

すぐにご登録いただけます。
 https://www.muraoka-sohonpo.co.jp/page-html/osusume.php3?no=mmag 
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★福岡空港をご利用の皆様へ

「福岡空港では第一ターミナル、第二ターミナル2階の岩田屋で「極上羊羹
(1本 2100円)・特製羊羹(1本 1050円)・小型小城羊羹(10本入り1050円)
・第二ターミナルのみ宗歓(1個105円 8個入り945円12個入り1365円)」、
博多大丸エアポートショップで「小型小城羊羹(5個入り525円 10本入り
1050円)・特製羊羹(1本 1050円)」(価格はすべて税込みです)がお買い
求めになれます。

種類は少ないのですが、「極上羊羹」は特に贈り物で喜ばれる商品ですので、
お買い忘れの際などにぜひお買い求めください。

販売店は下記を御参照ください

第二ターミナル
(http://www.fuk-ab.co.jp/CC/iwataya_b_2_2_1.html)

第一ターミナル
(http://www.fuk-ab.co.jp/CC/iwataya_b_1_2.html)

博多大丸エアポートショップ
(http://fukuoka.e-machi.ne.jp/109389/)
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◆村岡総本舗だより◆

編集・構成:村岡総本舗企画室長  村岡由隆
提供・発行:(株)村岡総本舗https://www.muraoka-sohonpo.co.jp
本店・羊羹資料館 佐賀県小城市小城町861 
     

     TEL 0952-37-3173(代)
     0120-35-8057
     FAX 0952-37-3191

※本誌に関する御意見・御感想・などのお問い合わせ先
     info@muraoka-sohonpo.co.jp
※当メールマガジンに掲載された記事を使用される場合は、メールにて一言お
 申し付けください。
※本誌のご解約は、「メールマガジン不要」と書いてinfo@muraoka-sohonpo.co.jpまで
 お送り頂くか、ホームページ(https://www.muraoka-sohonpo.co.jp)にて解約して頂
 きますようお願い致します。

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