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◆村岡総本舗だより（パソコンEメール版）◆
令和6年 3月号 Ｎｏ.270
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村岡総本舗羊羹資料館４０周年を迎えます
村岡総本舗羊羹資料館は令和６年３月３１日開館４０周年を迎えます。昭和５９年３月３１日
開館以来地域のランドマークとして数多くの入館者にご来場いただいております。
昭和４５(１９７０)年７月から８月にかけての欧州旅行、翌年１０月全国銘産菓子工業組合研
修会の伊勢赤福見学により、日本の伝統文化とりわけ伝統菓子の重要性に着目した村岡安廣村岡
総本舗社長は、鹿島市の染色家・鈴田照次氏にオリジナルカレンダーの原画制作を依頼しました。
５年間の数々の作品の中に小城における羊羹づくりの伝統製法が描かれ、画期的な作品として注
目されました。
それまで「羊羹づくり」が絵となることは極めて稀であり、しかも大正時代までの伝統製法に
ついては写真も殆んど残されていない状況でありました。「羊羹づくり」は伝統文化であること、
この伝統は文化として大切に守り伝えるべきことに気づいた村岡社長は、数年のうちに羊羹資料
をはじめとした展示や体験のできる施設としての羊羹資料館に取りくむこととなりました。
昭和１６年８月、戦時体制の下において主に陸軍納入羊羹のために建築された砂糖倉庫は昭和
１８年海軍納入のために増設され、村岡総本舗の北隣に洋館風建物として昭和５０年代にはその
存在感が高まっていました。砂糖価格そしてその供給が安定したことから随時購入する、いわゆ
る当用買いが日常化し、倉庫の役割は小さいものとなってきたことから、この建物を村岡総本舗
羊羹資料館として活用することとなり、昭和５８年後半から改築が開始されました。
砂糖保存のため防湿防火構造となっており、昭和３４年１２月の近隣の大火では、南隣のわら
屋根の村岡総本舗本店への延焼をくいとめた貴重な建築であり、近年知られることとなったのは
東京新宿河田町の旧小笠原藩(小倉藩)藩主邸のスパニッシュ建築のスパニッシュ瓦と同様の軒瓦
が用いられていることでした。NHK BS番組「美の壺」に登場した小笠原藩主邸は昭和初期の洋風
建築の代表作で、佐賀県唐津市の曽祢達蔵、山形出身の中條誠一郎の設計によるものでした。
村岡総本舗羊羹資料館は砂糖倉庫であったことから床の高さが４０センチと高く10センチ床の
高さに変更、床板は古いまま磨き上げその分天井を高くしレトロ感が強く示されました。輝く床
に靴を脱ぐ来場者も数多くあったため、この施設の価値が上がり、多くの方々に評価されるとこ
ろとなりました。
味わうミュージアムとして伝統製法の羊羹と抹茶を提供することは開館以来連綿として継続さ
れています。
これらの食のミュージアムとしてのあり方が評価され、平成９年単独として佐賀県初の国登録
有形文化財となり、平成１７年２２世紀に残す佐賀県遺産、令和２年「砂糖文化を広めた長崎街
道～シュガーロード～」日本遺産構成文化財、令和４年文化庁認定食文化ミュージアムと数々の
栄誉をいただきました。
小城市を代表する景勝地である須賀神社、千葉城前に位置する村岡総本舗羊羹資料館は高速道
路長崎自動車道小城スマートインターチェンジから１キロ余りの便利な場所であり、開館当時か
ら数多くの来場者を迎えて来ました。
開館４０周年にあたり、「村岡総本舗羊羹資料館案内」を別紙の通り制作し、九州さが国際空
港はじめ佐賀県内の博物館美術館等においても配布いただいております。
村岡総本舗羊羹資料館は羊羹のおいしさをひたすら追い求めてきた村岡総本舗の、本物を味わ
うミュージアムとしてこれからも明るく楽しくすばらしい羊羹の未来を目ざします。
・村岡総本舗羊羹資料館案内
https://muraoka-sohonpo.co.jp/wp1/wp-content/uploads/2024/02/20240222130459444.pdf
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★東京、栃木に弊店社員が参ります。
伝統製法の羊羹「小城羊羹・特製切り羊羹」をはじめ、「とら焼宗歓」「丸ぼうろ」に
加え、最近人気の「カシューナッツ羊羹」「シベリア」もお持ちする予定です。
百貨店での催し物の良い点は、お客様と弊店社員が対話を行いながら商品を選べる点
にございます。
伝統製法の羊羹をはじめとする村岡総本舗の羊羹・和菓子をご覧頂き、ご購入頂けれ
ば幸いです。
・３月１５日～３月２６日 東武宇都宮百貨店 「第42回九州展」
（TEL 028－636－2211）
・３月２０日～３月２５日 日本橋三越 「第77回全国銘菓展」
（TEL 03－3241－3311）
弊店福島主任によるおすすめの羊羹・和菓子解説動画
https://youtu.be/ItpHrLa7HFg
・３月２７日～４月 ２日 小田急百貨店町田店「地下催事」
（TEL 042－727－1111）
弊店福島主任によるおすすめの羊羹・和菓子解説動画
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★カシューナッツ羊羹ご試食キャンペーン
弊店直売店では上記のキャンペーンを３月2日より17日まで行います。「コーヒーに合う
和菓子を」という百貨店からのご依頼から生まれた商品です。もともと本煉羊羹はコー
ヒーに合うということで一部の方の間では知られていたのですが、さらに合うように
いろいろとナッツを試した結果、カシューナッツとなりました。
皆様のご来店お待ちしております。
直売店 https://muraoka-sohonpo.co.jp/tempo
唐人町店・藤野店長による解説動画（3月2日より公開）
https://youtu.be/XmC0b5ruYak
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★フェイスブック、インスタグラム、you tubeおすすめコンテンツ
●3か月以上勤務の方に人気の「シベリア缶のミニュチュアフィギュア」をプレゼント
フェイスブック
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3か月勤務の方に人気の「シベリア缶のミニュチュアフィギュア」をプレゼント
村岡総本舗の販売店、事務所、工場では社員、パート、アルバイトを募集しております。販売店は特に佐賀市内の唐人町店、唐津市の唐津中央店、白石町の白石店、有田町の有田店を募集しておりますが、小城市の本店、小城中央店 pic.twitter.com/dqdfpQHXHH— 村岡総本舗 (@Muraokasohonpo) January 28, 2024
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★メール、ＦＡＸ、電話による直売店でのお取り置きの受付につきまして
シベリア、ナッツ羊羹小凾、最中などの売り切れやすい商品や、複数箱の詰め合わせ
などの店頭でお待たせしてしまうご注文はメール等によるお取り置きも可能です。
下記の連絡先まで、ご希望の商品、個数、お名前、お電話番号、お引き取りになら
れたい店舗名をお書きの上、お引き取り希望日の前日の午前中までにご連絡ください。
直売店ご案内 https://muraoka-sohonpo.co.jp/tempo
メール info@muraoka-sohonpo.co.jp
ＦＡＸ ０９５２－３７－３１９１
電話 ０１２０－３５－８０５７（午前8時～午後6時）
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★全国各地のお求め先はこちらからご覧頂けます。
店舗案内 https://muraoka-sohonpo.co.jp/tempo
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◆村岡総本舗だより◆
提供・発行：（株）村岡総本舗 http://www.muraoka-sohonpo.co.jp
本店・羊羹資料館 佐賀県小城市小城町８６１
TEL 0952－72－2131（代）
営業本部 TEL 0952－37－3173（代） FAX 0952－37－3191
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