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◆村岡総本舗だより◆
2008年 9月号 No.84
毎月一回発行の和菓子の情報誌です。一人でも多くの方に村岡総本舗の考えを
理解していただければ幸いです。
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長月9月秋の足音が聞かれるような今日この頃となりました。
「羊羹のふるさと 小城」は、自然と歴史の宝庫として、数多くの景観や史跡が
たいせつに育くまれてきました。「国登録文化財」が村岡総本舗羊羹資料館を
はじめとして7か所あり、「佐賀県がのこす22世紀遺産」も同様に7か所が
指定され、県内有数の史跡の数を誇っています。
自然景観についても「名水百選」「ふるさと生き物の里百選(蛍)」「桜の
名所百選」「棚田百選」「農村景観百選」に加え、平成十八年には「歴史公園
百選」に小城公園が選定されています。
明治中期に公園法が施行され、初めて都市公園となったのが小城公園であった
のです。ここにも小城の歴史と自然の奥の深さが感じられます。
「棚田百選」「農村景観百選」は小城市小城町江里山地区が指定されたもので
す。山間地である江里山地区は江戸期より手すき和紙の産地であり、小城の水
の文化である和紙づくりを脈々と伝えてきました。製麺と並ぶ小城の産業とし
て和紙づくりは長い歴史を有し、村岡総本舗も一時この和紙づくりを行ないま
した。村岡総本舗羊羹資料館2階南側には当時の障子紙が貼られ、その伝統が
示されています。9月下旬には彼岸花をめでる「かかし祭」も江里山地区にて
行なわれ、その景観のすばらしさに毎年多くの人々が訪れています。
参考文献 江戸時代人づくり風土記41佐賀
(農山漁村文化協会、1995年刊)
今回も「村岡総本舗だより」の読者の特典としまして、「村岡総本舗だより」の
一枚目をプリントアウトして直売店にもって来ていただいた方に、100円前後の
商品を1個プレゼントします。「村岡総本舗だよりを持ってきました」と販売員
に渡していただきますよう、お願いいたします。
期限は発行日~9月30日までです(感謝祭の日は除く)。ささやかなプレ
ゼントですが、ぜひご活用ください。
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目次
・特集「レモングラス」
・「肥前の菓子 シュガーロード長崎街道を行く」のご案内
・「お客様の広場」
・今月の菓子
・最近取り上げていただいたテレビ、雑誌等
・直営店での催し物の御案内
・各地催し物の御案内
・「とらやき宗歓」アンケート8月の当選者発表
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★ 特集「レモングラス」
9月の収穫物のひとつに佐賀県武雄市のレモングラスがあります。レモングラ
スはいわゆるハーブの一種ですが、樋渡武雄市長はこのハーブに着目し市役所に
レモングラス課を設置しました。
本年6月15日武雄市センチュリーホテルにおける「わかば茶会」では村岡総
本舗による「レモングラスきんとん」が主菓子として供され、佐賀新聞等で大き
く報道されました。
レモングラスきんとんはレモングラスの茎と葉を使用したインゲン豆あんと小
豆あんを原料としたもので、まさに「わかば茶会」の象徴的な菓子となりました。
自然の薬草の独特の香りと2種の豆のハーモニーが微妙なコントラストを形成
し好評を博したもので、以後村岡総本舗の上生菓子の一種として登場しています。
またこれを機会にレモングラスを原料とした「レモングラス羹」そして「レモ
ングラス萬頭(まんと)」が制作され発売されました。「レモングラス羹」はレ
モングラスの香りをたいせつに作られた「こはく羹」で暑い時期のさわやなか菓
子として登場しました。「レモングラス萬頭」は既に製造されている「鳳梨萬頭
(おんらいまんと)」「柚子萬頭」に続く季節商品で、レモングラスのほのかな
香りが特徴です。
以下の形で販売が行なわれております。ここにご案内申し上げます。
●レモングラス羹
定価 1,260円(通信販売不可)・賞味期限7日間・販売期間 5月~8月
(http://www.muraoka-sohonpo.co.jp/product/lemongrass_kan.html)
●レモングラス萬頭
定価 105円(通信販売可)・賞味期限20日間・販売期間 5月~10月
5個詰袋 525円・10個詰 1155円・15個詰 1733円
(http://www.muraoka-sohonpo.co.jp/product/lemongrass_manju.html)
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★「肥前の菓子 シュガーロード長崎街道を行く」のご案内
弊店社長・村岡安廣の著作「肥前の菓子」が佐賀新聞より発売されております。
長崎街道は菓子の技術が伝わった道として、「シュガーロード」とも呼ばれてい
ます。著者は研究のため、年月をかけて佐賀、日本はもちろん、ポルトガル、ス
ペイン、韓国、中国、タイなど多くの国々を訪れています。ぜひご一読下さい。
価格1,000円(税込)
佐賀県内の書店、村岡総本舗直売店で販売しております。
メールでのご注文も受け付けております。お名前、ご住所、お電話番号、冊数をご
記入の上、下記までご連絡下さい。
(送料1冊210円、冊数により違ってきます。)
info@muraoka-sohonpo.co.jp
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★「お客様の広場」
今回もホームページ上よりお買い上げいただいたお客様と、店頭でアンケート
に答えていただいたお客様のご意見を掲載いたします。
ありがたいご意見を数多くいただき、本当に感謝いたしております。
ご協力ありがとうございました。
「羊羹資料館に社会科見学で伺いました。突然でも親切にしていただきました。
ありがとうございました。」(佐賀市・女性)
「試食のサービスにとても驚いてしまいました。お茶のおかわりも心良くして
頂き、とても嬉しかったです。お菓子もバラで購入できて良かったです。」
(長崎市・女性)
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★今月の菓子
●「白坂」(しらさか)(季節の棹物)(栗入り薯蕷羹)
秋の代表的味覚である栗を山の芋を用いた薯蕷羹(じょうよかん)にちらしま
した。薯蕷羹は軽羹よりもしっとりとした生地で、あっさりとした食べ口が
特長です。
・定価 1365円 (通信販売可) ・賞味期限 10日間
・販売期間 9月
(http://www.muraoka-sohonpo.co.jp/category/009_sirasaka.html)
●「栗羊羹」
小倉餡と栗の組み合わせが絶妙の味わいを引き出しました。普通はこしあんの
羊羹に栗が入ったものが多いので、全国的に見ても珍しい栗羊羹です。賞味期
間が長いため、敬老の日のプレゼントにも重宝されています。
・定価 1365円 (通信販売可) ・賞味期間 180日間
・販売期間 通年
(http://www.muraoka-sohonpo.co.jp/product/tokusei_kuriyokan.html)
●「麦と栗」
素朴な味わいの白餡と焼麦の皮、ひと粒栗の三種類のハーモニーは多くの方々
から好評を得ています。季節限定商品です。
・ 定価 210円(通信販売不可) ・賞味期間6日間
・ 販売期間 9月~5月
●「月見だんご」(季節の朝生)
くしに黄色と白の団子が刺さった見た目にもかわいい菓子です。
お月見の時期に特に人気が高く、福岡店お月見会イベントでは毎回売り切れも
出ています。
・定価 105円 (通信販売不可) ・賞味期限 当日限り
・販売期間 9月
●「萩の露」(上生菓子)
秋の七草の一つである萩に露が降りかかっている様子を、きんとんとこはく羹
で表現した、季節感あふれる上生菓子です。
・定価 210円 (通信販売不可) ・賞味期限 当日限り
・販売期間 9月
商品のご注文、お問い合わせは下記の方までお願いいたします。
また、これらの商品がない店舗も一部ございますのでご了承ください。
ホームページ http://www.muraoka-sohonpo.co.jp
mail info@muraoka-sohonpo.co.jp
フリーダイアル 0120-35-8057(午前8時~午後8時)
FAX 0952-37-3191
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★ 最近取り上げていただいたテレビ、雑誌等
・『九州ウォーカー』(角川クロスメディア発行)八月六日発売号“ひんやり
名所で涼遊び”特集、清水の滝紹介コーナーで村岡総本舗本店が紹介され
「1899年創業の羊羹和菓子の店。砂糖蔵を改装した羊羹資料館もあり、
見学後に小城羊羹とほうじ茶が振る舞われる」と書かれています。
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★直営店での催し物の御案内
9月 5日(金)唐津店感謝祭(午前9時~午後7時30分)
・店内商品1,050円以上お買い上げのお客様に小型小城羊羹(3本入り)を進呈
・自家製あんを使った「氷あずき」の無料サービス
・小倉の餡に栗が入った「栗羊羹」をはじめ、いろいろなご試食
9月14日(日)福岡店お月見会(午前10時~午後7時)
・店内商品1,050円以上お買い上げのお客様に金券進呈
・小倉の餡に栗が入った「栗羊羹」をはじめ、いろいろなご試食
・季節の棹物「白坂」や月見だんごなど季節菓子の販売
9月20日(土)小城中央店江里山棚田祭り(午前8時~午後8時)
・案内状をお持ちの方に小さくても本格的で賞味期間も長い「小型小城羊羹
(3本)」を無料進呈
・初めての方のための簡単な抹茶の飲み方・たて方の無料講座
(午前10時・午後3時)
・小倉の餡に栗が入った「栗羊羹」のご試食と抹茶の無料サービス
・季節の棹物「白坂」や「栗大福」など季節菓子の試食販売
9月28日(日)佐賀総本店(午前8時~午後8時)
佐賀空港店(午前6時~午後7時)
とら焼「宗歓」5個つけキャンペーン
・店内商品1,050円以上お買い上げのお客様に『とら焼き宗歓』5個無料進呈
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★ 各地催し物の御案内
「特製切り羊羹」、「栗羊羹」、「とら焼き宗歓」、「丸ぼうろ」、「極上羊羹
心・愛・和」 をお持ちする予定です。
・9月 3日~9月 9日 熊本鶴屋 (TEL 096-356-2111)
・9月 4日~9月10日 東急東横店(TEL 03-3477-4307)
・9月10日~9月15日 さくら野仙台店(TEL 022-261-6111)
・9月10日~9月15日 玉川高島屋(TEL 03-3709-3111)
・9月17日~9月22日 浦和伊勢丹(TEL 048-834-1111)
・9月17日~9月23日 柏高島屋 (TEL 04-7144-1111)
・9月23日~9月30日 阪急梅田 (TEL 06-6361-1381)
・9月24日~9月30日 宮崎山形屋(TEL 0985-31-3111)
・9月25日~9月30日 京都高島屋(TEL 075-221-8811)
・9月25日~9月30日 高崎スズラン(TEL 027-326-1111)
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★ 「特製切り羊羹」実演販売
外側にシャリ感があり中は柔らかい、生菓子感覚の羊羹である「特製切り羊羹」
の実演販売です。切りたての羊羹は普通の羊羹よりもみずみずしく独特の味わい
です。これは、予約注文の「流し箱羊羹」(3045円)でのみ味わえる感覚ですの
で、ぜひお試しください。
・9月25日 長崎浜屋 (TEL 0958-24-3221)
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★とらやき宗歓アンケート8月の当選者
直営店や東京、大阪での催し物でお買い上げいただいたお客様に差し上げている
アンケートはがきの当選結果です。今回も7月31日までにホームページでお買い
上げになられ、アンケートに答えられた方も対象とさせていただきました。
「とらやき宗歓」(945円相当分)を10名様にプレゼントさせていただきます。
おめでとうございます。
宮西育美様 (長崎市) 大社純子様 (粕屋郡)
明比征喜枝様(嘉穂郡) 川原田ふぢ代様(小城町)
倉田順子様 (遠賀郡) 重富キク様 (牛津町)
真島佐智子様(佐賀市) 藤田義勝様 (兵庫県)
松若富美様 (福岡市) 宮崎涼様 (直方市)
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★ お願い
おかげさまで「村岡総本舗便り」は登録者数が約2000名となりました。
また、店舗でお渡ししている「ダイジェスト版」のほうも8月は約13400名の方に
お渡しができ、本当にありがたく存じます。一人でも多くの方に和菓子のすばら
しさを知っていただければと思っておりますので、和菓子にご興味がある方には
ぜひ下記のアドレスをお知らせください。
すぐにご登録いただけます。
https://www.muraoka-sohonpo.co.jp/page-html/osusume.php3?no=mmag
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★福岡空港をご利用の皆様へ
博多大丸エアポートショップで「特製羊羹(1本 1050円)」(価格税込みです)が
お買い求めになれます。
販売店は下記を御参照ください
博多大丸エアポートショップ
(http://fukuoka.e-machi.ne.jp/109389/)
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◆村岡総本舗だより◆
提供・発行:(株)村岡総本舗 http://www.muraoka-sohonpo.co.jp
本店・羊羹資料館 佐賀県小城市小城町861
TEL 0952-37-3173(代)
0120-35-8057
FAX 0952-37-3191
※本誌に関する御意見・御感想・などのお問い合わせ先
info@muraoka-sohonpo.co.jp
※当メールマガジンに掲載された記事を使用される場合は、メールにて一言
お申し付けください。
※本誌のご解約は、「メールマガジン不要」と書いてinfo@muraoka-sohonpo.co.jpまで
お送り頂くか、ホームページ( http://www.muraoka-sohonpo.co.jp)にて
解約して頂きますようお願い致します。