創業明治32年 (1899年) 小城羊羹初祖 村岡総本舗

村岡総本舗だより12月号75号

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◆村岡総本舗だより◆
  2007年 12月号 No.75
毎月一回発行の和菓子の情報誌です。一人でも多くの方に和菓子の持つ季節感
やすばらしさを知っていただければ幸いです。
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師走12月、朝夕の寒さが徐々に感じられる季節と相成りました。
12月の季節の棹物「黒豆羊羹」は偶然が重なって生まれました。十数年前村岡
安廣社長に丹波篠山農協の方々が訪問され、手みやげに黒豆羊羹が渡されました。
丹波の四大銘産、栗・黒豆・小豆・山芋のうちの黒豆を原料とした羊羹としては、
今ひとつと感じた社長は、京都で販売されている「黒豆羊羹」をとり寄せ、比較
を試みました。ところが京都の各店においても当時それほど優れた「黒豆羊羹」
は見当りません。
 社長は永野光教工場長と相談し、黒豆羊羹の傑作を目ざした商品づくりに取り
組み、いんげん豆の紅あんの中に黒豆を配した「黒豆羊羹」を完成させました。
 思いの外好評を博した原因は、お客様がおせち料理の中に、この「黒豆羊羹」
を用いられることにありました。好評により白小豆の紅あん製の極上黒豆羊羹が
発売され、以来この二種の「黒豆羊羹」は村岡総本舗の年末年始の店頭を飾る名
品として輝いています。

今回も「村岡総本舗だより」の読者の特典といたしまして、「村岡総本舗だよ
り」の一枚目をプリントアウトして直売店に来ていただいた方に、100円前後
の商品を1個プレゼントいたします。「村岡総本舗だよりを持ってきました」
と販売員に渡していただきますよう、お願いいたします。

期限は発行日~12月31日です(感謝祭の日は除く)。ささやかなプレゼント
ですが、ぜひご活用ください。
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目次
・特集「おいしさの価値」
・「肥前の菓子 シュガーロード長崎街道を行く」のご案内
・「お客様の広場」
・今月の菓子
・最近取り上げていただいたテレビ、雑誌等
・直営店での催し物の御案内
・各地催し物の御案内
・「とらやき宗歓」アンケート11月の当選者発表
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★ 特集「おいしさの価値」

弊店では、「よりおいしいものを適正な価格でお客様へご提供したい」と思い、
様々な工夫をしてまいりました。
そのなかでも、原材料へのこだわりは一番強いかもしれません。「原料に勝る
技術なし」という言葉は社内でよく話される言葉です。紅煉(べにねり)に使
われる備中産の白小豆は、普通は京都の高級上生菓子に使われるもので、弊店
のように大量に羊羹に使用する和菓子屋はおそらくほとんどないと思われます。
 ただ、原料にこだわるということは、お客様にはご不便もおかけします。材
料にお金がかかっているため、取引条件が合わず、コンビニや高速道路のサー
ビスエリアには置けませんし、送料等のサービスもできません。そういう点で、
御不便だと感じられる方もいらっしゃいます。
 我々の試算では、例えば、105円の弊店の商品と東京の会社の製品の品質
とを比べた結果、270円の価値があると思われました。
 値上げをして販売店を増やすなども考えられますが、やはり地元の佐賀の方
をはじめ、今までのお客様を大切にしていきたいと思っております。「送料が
600円かかるけど、1000円でも1600円以上の価値があるから東京に
送ろう」「少し遠回りしてでも買いに行く価値がある」と、これからも弊店の
菓子が思われるように励んで参りたいと思います。

(https://www.muraoka-sohonpo.co.jp/page-html/company-page/scenery/scenery0712.html)
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★「肥前の菓子 シュガーロード長崎街道を行く」のご案内

 弊店社長・村岡安廣の著作「肥前の菓子」が佐賀新聞より発売されております。
長崎街道は菓子の技術が伝わった道として、「シュガーロード」とも呼ばれてい
ます。著者は研究のため、年月をかけて佐賀、日本はもちろん、ポルトガル、ス
ペイン、韓国、中国、タイなど多くの国々を訪れています。ぜひご一読下さい。

 価格1,000円(税込)

佐賀県内の書店、村岡総本舗直売店で販売しております。
メールでのご注文も受け付けております。お名前、ご住所、お電話番号、冊数をご
記入の上、下記までご連絡下さい。
(送料1冊210円、冊数により違ってきます。)

info@muraoka-sohonpo.co.jp
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★「お客様の広場」

 今回もホームページ上よりお買い上げいただいたお客様と、店頭でアンケート
に答えていただいたお客様のご意見を掲載いたします。     
                  
ありがたいご意見が多く、本当に感謝しております。
ご協力ありがとうございました。

「種類が豊富で迷いましたが、季節感のある菓子を店頭で陳列されていたので、
 決めやすく、又試食できて助かりました。」(小城市・女性)

「いつもは本店を利用させて頂き、今回は初めて小城中央店に行きましたが、
 皆様対応マナーがすばらしくとても気持ちよく感じました。どのお店も接遇
 マナーをしっかりされているのがすばらしいと思いました。とらやきとタチ
 羊羹が大好きです。今回1個タチ羊羹が有って感激しました。美味でした。」
 (京都府・男性)
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★今月の菓子

●「黒豆羊羹」(季節の棹物)
 淡白な紅練の羊羹と丹波の黒豆の相性が人気の季節限定の羊羹です。羊羹の
質がより高い極上黒豆羊羹は特に贈答品として人気です。
・価格 1260円より (通信販売可) ・賞味期間 120日間
・販売期間 10月~1月
(https://www.muraoka-sohonpo.co.jp/page-html/osusume.php3?no=2007120102)
「極上黒豆羊羹」
・価格 2625円より(通信販売可) ・賞味期間 90日間 
     ・販売期間 10月~1月
(https://www.muraoka-sohonpo.co.jp/page-html/osusume.php3?no=2007120103)

● 極上羊羹「心・愛・和」
「木箱入りで2625円なので、贈答のときに本当に助かります」という声もあり、
味はもちろんのこと、見た目にも贅沢な羊羹です。賞味期間も長くお歳暮にも
最適です。
・価格1本2100円より(通信販売可) ・賞味期間 120日間
・販売期間 通年
(https://www.muraoka-sohonpo.co.jp/page-html/osusume.php3?no=2007120104)

● 丹波製羊羹
伝統を受け継いだ手ごしなどの作業で口溶けの良さを追求した最上級の羊羹で
す。和三盆糖など贅沢な素材を使用しております。
・価格1本4515円より(通信販売可) ・賞味期間 60日間
・販売期間 通年
(https://www.muraoka-sohonpo.co.jp/page-html/osusume.php3?no=2007120105)

●「そばまんじゅう」(季節の朝生)
 そばの素朴な味わいに小豆餡が入り淡白さが喜ばれています。そばは血圧を
抑える働きもあります。

 ・価格 84円 (通信販売不可) ・賞味期限 当日限り
  ・販売期間 12月前後

●「雪花(せっか)」(上生菓子)
 薯蕷まんじゅう(=山芋生地のまんじゅう)で中は小豆のこし餡を包み、上
 部に雪花の焼印を押して初雪の明るさを表した菓子です。
・価格 210円 (通信販売不可) ・賞味期限 当日限り
・販売期間 12月

●小城の朔羊羹
 年に6回限り生産する和三盆糖、備中産赤大豆を使用し最高品質の本練り
羊羹です。十二月一日出荷予定のものが若干ございます。ぜひお問い合わ
 せ下さい。
  ・価格 10500円(通信販売可)・賞味期間は12月は20日間
  ・販売期間4、7、8、12、1、3月の1日のみ
※ただし、十五箱以上のご注文いただければ製造が可能ですので、ご相談
ください。
(https://www.muraoka-sohonpo.co.jp/page-html/osusume.php3?no=2007120107)

 商品のご注文、お問い合わせは下記の方までお願いいたします。
 また、これらの商品がない店舗も一部ございますのでご了承ください。

ホームページ https://www.muraoka-sohonpo.co.jp
mail info@muraoka-sohonpo.co.jp
フリーダイアル 0120-35-8057(午前8時~午後8時)
FAX  0952-37-3191
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★ 最近取り上げていただいたテレビ、雑誌等

・日本経済新聞11月17日付プラス1の『NIPPONスイーツ紀行』小城羊羹の巻で、
 村岡総本舗の特製切り羊羹と羊羹の作り方が紹介されました。

・オズマガジン増刊(スターツ出版発行)『OZトラベル』の“シュガーロード
 特集”で昔ながらの珍しい羊羹として特製切り羊羹が紹介されました。
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★直営店での催し物の御案内

12月1日(土)・2日(日) 佐賀総本店冬の大感謝祭(午前8時~午後8時)
・本状をお持ちのお客様に小さくても本格的で賞味期間も長い小型小城羊羹
  (3本入り)の進呈
・特製切り羊羹実演販売(午前11時・午後2時)
・金券の進呈(1,050円以上お買い上げの方)
・季節の棹物「黒豆羊羹」のご試食と抹茶の無料サービス
・お子様や初めての方のための、簡単な抹茶のたて方、飲み方の無料講習
  (午後3時)
・クリスマス用丸カステラ「慶賀」のご試食と特別販売

とら焼宗歓5個付けキャンペーン
12月8日(土)有田店(午前8時~午後8時)
   9日(日)有田店・白石店(午前8時~午後8時)
・店内商品1,050円以上お買い上げのお客様に『とら焼宗歓』5個無料進呈
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★ 「特製切り羊羹」実演販売
外側にシャリ感があり中は柔らかい、生菓子感覚の羊羹である「特製切り羊羹」
の実演販売です。切りたての羊羹は普通の羊羹よりもみずみずしく独特の味わい
です。これは、予約注文の「流し箱羊羹」(3045円~5460円)でのみ味わえる
感覚ですので、ぜひお試しください。

・12月19日~12月25日 小倉井筒屋(TEL 093-522-2011)
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★ 各地催し物の御案内

「特製切り羊羹」、「栗羊羹」、「とら焼き宗歓」、「丸ぼうろ」、「極上羊羹 
心・愛・和」 をお持ちする予定です。

・12月 5日~12月11日 鹿児島山形屋 (TEL 099-227-6111)
・12月26日~12月30日 熊本鶴屋   (TEL 096-356-2111)
・12月26日~12月30日 熊本阪神   (TEL 096-322-1111)
・12月26日~12月31日 阪急梅田   (TEL 06-6361-1381)
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★とらやき宗歓アンケート11月の当選者

直営店や東京、大阪での催し物でお買い上げいただいたお客様に差し上げている
アンケートはがきの当選結果です。今回も11月30日までにホームページでお買い
上げになられ、アンケートに答えられた方も対象とさせていただきました。

橋本良二様 (神戸市) 佐藤千鶴子様(津久見市)
大内寿見子様(福山市) 福井和子様 (宇部市)
田中幸代様 (春日市) 田中博子様 (福岡市)
石濱政洋様 (筑紫野市)吉田基子様 (鹿児島市)
平川真紀子様(小城市) 森永豊様  (城陽市)
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★ お願い

おかげさまで「村岡総本舗便り」は登録者数が約2000名となりました。
また、店舗でお渡ししている「ダイジェスト版」のほうも11月は約13700名の方に
お渡しができ、本当にありがたく存じます。一人でも多くの方に和菓子のすばら
しさを知っていただければと思っておりますので、和菓子にご興味がある方には
ぜひ下記のアドレスをお知らせください。

すぐにご登録いただけます。
 https://www.muraoka-sohonpo.co.jp/page-html/osusume.php3?no=mmag 
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★福岡空港をお使いの皆様へ

福岡空港では第一ターミナル、第二ターミナル2階の岩田屋で「極上羊羹
(1本 2100円)・特製羊羹(1本 1050円)・小型小城羊羹(10本入り1050円)
・第二ターミナルのみ宗歓(1個105円 8個入り945円12個入り1365円)」、
博多大丸エアポートショップで「小型小城羊羹(5個入り525円 10本入り
1050円)・特製羊羹(1本 1050円)」(価格はすべて税込みです)がお買い
求めになれます。

種類は少ないのですが、「極上羊羹」は特に贈り物で喜ばれる商品ですので、
お買い忘れの際などにぜひお買い求めください。

販売店は下記を御参照ください

第二ターミナル
(http://www.fuk-ab.co.jp/CC/iwataya_b_2_2_1.html)

第一ターミナル
(http://www.fuk-ab.co.jp/CC/iwataya_b_1_2.html)

博多大丸エアポートショップ
(http://fukuoka.e-machi.ne.jp/109389/)
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◆村岡総本舗だより◆

編集・構成:村岡総本舗企画室長  村岡由隆
提供・発行:(株)村岡総本舗https://www.muraoka-sohonpo.co.jp
本店・羊羹資料館 佐賀県小城町861 
     

     TEL 0952-37-3173(代)
     0120-35-8057
     FAX 0952-37-3191

※本誌に関する御意見・御感想・などのお問い合わせ先
     info@muraoka-sohonpo.co.jp
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 申し付けください。
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