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◆村岡総本舗だより◆
2007年 9月号 No.72
月一回発行の和菓子の情報誌です。一人でも多くの方に村岡総本舗の考えを
ご理解していただければ幸いです。
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長月9月となりました。
秋の風にはまだしばらく間がありそうですが、味覚の秋はすぐにやってきます。
とりわけ栗のおいしさは秋最高の味覚のひとつとして、多くの方々に愛されて
きました。
羊羹のふるさと小城では昔 柴栗の栗売りがありました。佐賀の丹波といわれる、
旧小城郡南山村北山村では、丹波地方と同様に小豆、黒豆などとともに栗の栽培
が盛んでありました。村岡総本舗の前身は、米問屋であり、これらの山の恵みを
扱っておりました。十代なかばの青年達が柴栗を売る様子は、大正時代から昭和
はじめにかけての小城の風物詩であったといわれます。柴栗売りの光景は今では
見られなくなりましたが、大粒の国産栗をとり寄せ、手作業で栗あんをつくり、
煉り上げられる村岡総本舗の栗きんとん羊羹は今月より始まります。
今回も「村岡総本舗だより」の読者の特典としまして、「村岡総本舗だより」の
一枚目をプリントアウトして直売店にもって来ていただいた方に、100円前後の
商品を1個プレゼントします。「村岡総本舗だよりを持ってきました」と販売員
に渡していただきますよう、お願いいたします。
期限は発行日~9月30日までです(感謝祭の日は除く)。ささやかなプレ
ゼントですが、ぜひご活用ください。
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目次
・特集「茶道に学ぶ」
・「肥前の菓子 シュガーロード長崎街道を行く」のご案内
・「お客様の広場」
・今月の菓子
・直営店での催し物の御案内
・各地催し物の御案内
・「とらやき宗歓」アンケート8月の当選者発表
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★ 特集「茶道に学ぶ」
七、八年前のことですが、茶道の先生に教わる機会がありました。細かい作法
ではなく、心構えの事を中心に話されたようで、はっきりとは覚えていないので
すが、その先生の姿勢や話しぶり、態度といったものがすばらしく、とても大切
なことを学んだように思います。
京都のお茶会に出席した際も、大変勉強になりました。
本来は器をふくための紙で口を拭かれている方がいらっしゃったのですが、「口
もふけてよろしおすなぁ」と亭主の方が言われたことで、その方は恥をかかずに
済み、和やかな空気が流れました。
弊店の接客もそういう温かなものであるよう努力していかなければと改めて思
いました。
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★「肥前の菓子 シュガーロード長崎街道を行く」のご案内
弊店社長・村岡安廣の著作「肥前の菓子」が佐賀新聞より発売されております。
長崎街道は菓子の技術が伝わった道として、「シュガーロード」とも呼ばれてい
ます。著者は研究のため、年月をかけて佐賀、日本はもちろん、ポルトガル、ス
ペイン、韓国、中国、タイなど多くの国々を訪れています。ぜひご一読下さい。
価格1,000円(税込)
佐賀県内の書店、村岡総本舗直売店で販売しております。
メールでのご注文も受け付けております。お名前、ご住所、お電話番号、冊数をご
記入の上、下記までご連絡下さい。
(送料1冊210円、冊数により違ってきます。)
info@muraoka-sohonpo.co.jp
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★「お客様の広場」
今回もホームページ上よりお買い上げいただいたお客様と、店頭でアンケート
に答えていただいたお客様のご意見を掲載いたします。
ありがたいご意見を数多くいただき、本当に感謝いたしております。
ご協力ありがとうございました。
「とら焼き宗歓初めて食べて驚きました。安くておいしい。ここに来た時は
いつも買っていきます。」(北九州市・女性)
「村岡総本舗と言えば羊羹と最中のイメージが浮かんできます。主人が両方とも
好きなので、お店の前を通りかかると素通り出来なくて、いつも少量でも購入
して、二人でお茶の友として、頂いております。とても美味しいです。」
(柳川市・山田様)
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★今月の菓子
●「白坂」(しらさか)(季節の棹物)(栗入り薯蕷羹)
秋の代表的味覚である栗を山の芋を用いた薯蕷羹(じょうよかん)にちらしま
した。薯蕷羹は軽羹よりもしっとりとした生地で、あっさりとした食べ口が
特長です。
・定価 1260円 (通信販売可) ・賞味期限 10日間
・販売期間 9月
(https://www.muraoka-sohonpo.co.jp/page-html/osusume.php3?no=2007090101)
●「栗羊羹」
小倉餡と栗の組み合わせが絶妙の味わいを引き出しました。普通はこしあんの
羊羹に栗が入ったものが多いので、全国的に見ても珍しい栗羊羹です。賞味期
間が長いため、敬老の日のプレゼントにも重宝されています。
・定価 1365円 (通信販売可) ・賞味期間 180日間
・販売期間 通年
(https://www.muraoka-sohonpo.co.jp/page-html/osusume.php3?no=2007090102)
●「麦と栗」
素朴な味わいの白餡と焼麦の皮、ひと粒栗の三種類のハーモニーは多くの方々
から好評を得ています。季節限定商品です。
・ 定価 158円(通信販売不可) ・賞味期間5日間
・ 販売期間 9月~5月
●「月見だんご」(季節の朝生)
くしに黄色と白の団子が刺さった見た目にもかわいい菓子です。
お月見の時期に特に人気が高く、福岡店お月見会イベントでは毎回売り切れも
出ています。
・定価 105円 (通信販売不可) ・賞味期限 当日限り
・販売期間 9月
●「萩の露」(上生菓子)
秋の七草の一つである萩に露が降りかかっている様子を、きんとんとこはく羹
で表現した、季節感あふれる上生菓子です。
・定価 210円 (通信販売不可) ・賞味期限 当日限り
・販売期間 9月
商品のご注文、お問い合わせは下記の方までお願いいたします。
また、これらの商品がない店舗も一部ございますのでご了承ください。
ホームページ https://www.muraoka-sohonpo.co.jp
mail info@muraoka-sohonpo.co.jp
フリーダイアル 0120-35-8057(午前8時~午後8時)
FAX 0952-37-3191
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★直営店での催し物の御案内
9月 1日(土)唐津店感謝祭(午前8時~午後7時30分)
9月 7日(金)佐賀駅北口店感謝祭(午前8時~午後8時)
9月15日(土)小城中央店江里山棚田祭り(午前8時~午後8時)
・唐津店では、店内商品1,050円以上お買い上げのお客様に小型小城羊羹
(3本入り)を進呈
・唐津店では、自家製あんを使った「氷あずき」の無料サービス
・唐津店では、小倉の餡に栗が入った「栗羊羹」をはじめ、いろいろなご試食
・北口店では、店内商品1,050円以上お買い上げのお客様に金券進呈
・小城中央店では、封筒をお持ちの方に小さくても本格的で賞味期間も長い
「小型小城羊羹(3本)」を無料進呈
・北口店・小城中央店では、初めての方のための簡単な抹茶の飲み方・たて方
の無料講座
(北口店 午前11時・午後2時)(小城中央店 午前10時・午後3時)
・北口店・小城中央店では、小倉の餡に栗が入った「栗羊羹」のご試食と抹茶の
無料サービス
・小城中央店では、季節の棹物「白坂」や「栗大福」など季節菓子の試食販売
・北口店・小城中央店では、特製切り羊羹実演販売
(北口店 午前10時・午後3時)(小城中央店 午前11時・午後2時)
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★ 各地催し物の御案内
「特製切り羊羹」、「栗羊羹」、「とら焼き宗歓」、「丸ぼうろ」、「極上羊羹
心・愛・和」 をお持ちする予定です。
・9月 4日~9月11日 熊本鶴屋 (TEL 096-356-2111)
・9月 6日~9月12日 東急東横店 (TEL 03-3477-4307)
・9月12日~9月17日 玉川高島屋 (TEL 03-3709-3111)
・9月12日~9月17日 泉北高島屋 (TEL 07-294-3011)
・9月12日~9月17日 さくら野仙台店(TEL 022-261-6111)
・9月12日~9月18日 小田急藤沢店(TEL 0466-26-6111)
・9月19日~9月25日 柏高島屋 (TEL 0471-44-1111)
・9月19日~9月25日 阪急梅田 (TEL 06-6361-1381)
・9月26日~10月2日 京都高島屋 (TEL 075-221-8811)
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★とらやき宗歓アンケート8月の当選者
直営店や東京、大阪での催し物でお買い上げいただいたお客様に差し上げている
アンケートはがきの当選結果です。今回も7月31日までにホームページでお買い
上げになられ、アンケートに答えられた方も対象とさせていただきました。
「とらやき宗歓」(945円相当分)を10名様にプレゼントさせていただきます。
おめでとうございます。
金子佳代子様(西東京市)牟田利裕様 (佐賀市)
駄原幸子様 (多久市) 木下博子様 (大川市)
高島三枝子様(群馬県) 吉田紀美子 (新座市)
林 京子様 (長崎市) 平石明様 (唐津市)
坂井寿子様 (北九州市)山田都代子様(柳川市)
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★ お願い
おかげさまで「村岡総本舗便り」は登録者数が約2000名となりました。
また、店舗でお渡ししている「ダイジェスト版」のほうも8月は約13400名の方に
お渡しができ、本当にありがたく存じます。一人でも多くの方に和菓子のすばら
しさを知っていただければと思っておりますので、和菓子にご興味がある方には
ぜひ下記のアドレスをお知らせください。
すぐにご登録いただけます。
https://www.muraoka-sohonpo.co.jp/page-html/osusume.php3?no=mmag
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★福岡空港をご利用の皆様へ
福岡空港では第一ターミナル、第二ターミナル2階の岩田屋で「極上羊羹
(1本 2100円)・特製羊羹(1本 1050円)・小型小城羊羹(10本入り1050円)
・第二ターミナルのみ宗歓(1個105円 8個入り945円12個入り1365円)」、
博多大丸エアポートショップで「小型小城羊羹(5個入り525円 10本入り
1050円)・特製羊羹(1本 1050円)」(価格はすべて税込みです)がお買い
求めになれます。
種類は少ないのですが、「極上羊羹」は特に贈り物で喜ばれる商品ですので、
お買い忘れの際などにぜひお買い求めください。
販売店は下記を御参照ください
第二ターミナル
(http://www.fuk-ab.co.jp/CC/iwataya_b_2_2_1.html)
第一ターミナル
(http://www.fuk-ab.co.jp/CC/iwataya_b_1_2.html)
博多大丸エアポートショップ
(http://fukuoka.e-machi.ne.jp/109389/)
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◆村岡総本舗だより◆
編集・構成:村岡総本舗企画室長 村岡由隆
提供・発行:(株)村岡総本舗https://www.muraoka-sohonpo.co.jp
本店・羊羹資料館 佐賀県小城市小城町861
TEL 0952-37-3173(代)
0120-35-8057
FAX 0952-37-3191
※本誌に関する御意見・御感想・などのお問い合わせ先
info@muraoka-sohonpo.co.jp
※当メールマガジンに掲載された記事を使用される場合は、メールにて一言お
申し付けください。
※本誌のご解約は、「メールマガジン不要」と書いてinfo@muraoka-sohonpo.co.jpまで
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きますようお願い致します。