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◆村岡総本舗だより(パソコンEメール版)◆
令和4年 1月号 No.244
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極上羊羹心愛和五十周年
壬寅(みずのえ とら)の令和四年を迎えました。
令和3年夏東京オリンピック、パラリンピックが開催され、コロナ禍はありましたが無事終了
しました。
開催に先立つ令和3年5月10日小城市における聖火リレーは予定通りJR小城駅より村岡総本
舗羊羹資料館の2キロメートルのコースで実施されました。太平洋戦争開始80年のこの年に、戦
争末期の約一年半、この道は佐世保海軍納入羊羹「海の誉」の原料と製品を馬車で輸送するルート
でありました。砂糖を中心とした原料がはこばれた、まさにシュガーロードであったのです。
沿道には多くの人がつめかけ、往年の小城山笠祇園祭の賑いが見られたとの声があがりました。
本年はコロナ禍にあって、様々な制約が示されているものの、百年前のスペイン風邪の教訓か
ら、収束に向かうとの声が強まっています。伝統が徐々に失われる中で、村岡総本舗は本年百二十
三年の歴史を刻むこととなり、新春の新聞広告で以下の記事を掲げました。
極上羊羹五十周年
~古くて新しいものは滅びず~
明治大正の富国強兵時代より、兵隊の携帯食・保存食として重宝された小城の羊羹は、全国で知
られるようになり、戦後一般家庭においても広く食されるようになりました。
村岡総本舗三代目村岡安夫は、食糧として定着していた羊羹が、時代とともに嗜好品として地域
を代表する食文化となることを想定し、昭和四十七年品質、包装に高級化をはかりました。一般的
な北海道産の豆類ではなく、備中(岡山県)産の白小豆を含む上質な小豆を用いて、格別のおいし
さをつくりあげました。
日本一の羊羹づくりを目ざした村岡安夫は紅煉の「和」、小倉の「愛」、挽茶の「心」(現在は本
煉)の三種それぞれに漢字一文字を配し、さらに掛紙に日本一を目ざすことを示す白富士(中林梧
竹作)の絵を用いて極上羊羹「心愛和」は誕生し、今年五十年を迎えます。
日本文化を象徴する極上羊羹と格式ある包装は好評となり、贈答品の地位を得て、日本一の羊羹
消費地佐賀県につながる役割を果たすことができました。
古くて古いものは滅ぶ
新しくて新しいものも滅ぶ
古くて新しいものは滅びず
村岡総本舗は、創業以来百有余年の歴史の中で、極上の材料を追い求め、伝統の技を守りつつ、
常に新しい「あじわい」に取り組んでまいりました。
これからも進取の気性を大切なものとして、新たな日本の菓子文化を創造してまいります。
本年も何卒よろしくお願い申し上げます。
極上羊羹 心・愛・和 https://muraoka-sohonpo.com/?pid=103276038
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