創業明治32年 (1899年) 小城羊羹初祖 村岡総本舗

村岡総本舗だより4月号115号

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◆村岡総本舗だより◆
 2011年4月号 No.115
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 卯月4月の花見の宴となるべき季節ですが、今年は東北関東大震災にて日本中
が地震の恐怖に見舞われました。報道の中には菓子の役割を示す重要な事例が見
られました。
東京を中心に電車の運転がなされず、夜間歩いて帰宅する人々にとって菓子のあ
りがたさが数多く報告されました。また宮城県石巻市の倒壊家屋から9日ぶりに
救出された16歳の男性は「水を飲んでお菓子を食べていた」と助かった理由を
述べられました。
 古来菓子には携帯食、保存食の伝統があり、とりわけ羊羹はその代表例となっ
ています。羊羹をめぐる物語の中で意外なのは、元となる言葉は中国から、そし
て現在の画期的な包装は米国から来ていることです。「羊頭狗肉」「羹にこりて
なますを吹く」の諺のとおり、羊羹は中国から来た羊の肉のスープでありました。
わが国では「スープの中の羊肉がにこごりとなった」説と「蒸し菓子のういろう
が煉り物の羊羹となった」説の二説が知られています。その後大衆化時代の大正、
昭和初期には製造面での機械化が進展して爆発的な売れ行きが見られました。そ
して保存のための缶詰製羊羹が広く研究されました。村岡総本舗では九州大学農
学部中村静博士に缶詰羊羹の相談を行いました。中村博士はのちに広まったグリ
コの菓子「ビスコ」の監修者でありました。
 昭和5(1930)年米国ニューヨークでラミネート紙が開発され、この発明は
即刻日本にも伝わりました。東京新橋の釜屋商店がこの方式を全国に紹介し、佐
賀県では小城の村岡総本舗、鹿島の稲荷羊羹において採用されました。第二次世
界大戦末期の海軍納入の羊羹「海の誉」にもこの方式は採用され、遠く赤道をこ
えて南半球まで運ばれたといわれています。初期のカップラーメンに用いられた
「ツユ包装ラミネート紙」にもこの羊羹の発明が取り入れられました。
 羊羹のふるさと小城においては「伝統の切り羊羹」と「ラミネート紙の流し込
み羊羹」の2種が製造され、全国一の羊羹消費地佐賀県を形成しています。
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目次
・特集「小城羊羹と小城の風景印」
・「肥前の菓子 シュガーロード長崎街道を行く」のご案内
・「村岡総本舗羊羹資料館見学会のご案内」
・展示品解説のご案内
・福岡店「羊羹のおいしさ」についてのご案内
・丹波白小豆製羊羹の販売再開のお知らせ
・「お客様の広場」
・今月の菓子
・最近取り上げていただいたテレビ、雑誌等
・直営店での催し物の御案内
・各地催し物の御案内
・「とらやき宗歓」アンケート3月の当選者発表
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★ 特集「小城羊羹と小城の風景印」

 3月11日の東北関東大震災では多くの方々が被災され、その被害も甚大で
ありました。改めて被災者の方々に対し一日も早い復旧をお祈り申し上げます。
 天災時に役に立つ食料として、昔から菓子の役割は大きいとされてきました。
とりわけ羊羹は日もちがよく、栄養バランスにも優れていることから全国的に
広く愛好されています。
 日本一の羊羹消費地佐賀県における羊羹産地は小城市とされ、明治時代より
の伝統が百四十年にわたり生き続けています。「小城羊羹」の商標を守るべく
小城羊羹協同組合は昭和27(1952)年2月設立され、今年六十年目の節目
を迎えました。
 この記念すべき年にあたり、直前の平成22年7月23日「小城羊羹」を中
心的な図案とした佐賀県小城郵便局の風景印が使用開始となりました。
 風景印は郵便局で使われる消印の一種で現在約12000局に配備されてい
ます。図案は郵便局所在地の名所、特産物などがデザインされ、差し出す人が
希望した場合に押印されます。
 小城局では永らく風景印が無い時代が続いていましたが、ようやく昭和58
年に当時の江頭達雄局長が天山と清水の滝、そして名物鯉料理の鯉をデザイン
した初代の作品ができ上りその後に2代目そして平成15年の改訂版の3代目
が使用されていました。今回は吉永あけみ局長の強い思いが実現し、天山・清
水の滝、小城公園の桜の中に、主要図案として「小城羊羹」がとり上げられま
した。小城では羊羹舟(ようかんぶね)といわれる木製箱に液体の羊羹を流し、
固まった後一本一本棹の形に切りわける伝統製法が残され、この棹の形が「棹
物」といわれる菓子の形態の語源となっています。風景印に描かれた羊羹はこ
の伝統製法に加え、竹の皮や薄板(経木)で包装した伝統包装であり、自然と
共生する羊羹のあたたかさが伝わってきます。
 風景印は小城局(〒845-8799小城市小城町256)に「記念押印」として切手や
はがきに押印して返してもらうことも可能です。はがきや切手類の額面は現行
はがき料金と定められており、現在50円以上を用いる必要があります。なお
この風景印は「風景スタンプ集2008-10」(財団法人日本郵趣協会刊)にもとり
上げられ、表紙を飾っています。
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★「肥前の菓子 シュガーロード長崎街道を行く」のご案内

 弊店社長・村岡安廣の著作「肥前の菓子」が佐賀新聞より発売されております。
長崎街道は菓子の技術が伝わった道として、「シュガーロード」とも呼ばれてい
ます。著者は研究のため、年月をかけて佐賀、日本はもちろん、ポルトガル、ス
ペイン、韓国、中国、タイなど多くの国々を訪れています。ぜひご一読下さい。

 価格1,000円(税込)

佐賀県内の書店、村岡総本舗直売店で販売しております。
メールでのご注文も受け付けております。お名前、ご住所、お電話番号、冊数を
ご記入の上、下記までご連絡下さい。
(送料1冊210円、冊数により違ってきます。)

info@muraoka-sohonpo.co.jp
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★「村岡総本舗羊羹資料館見学会のご案内」

 弊店羊羹資料館では館内アナウンスによる説明を行い、より理解を深めていただ
こうとしておりますが、「実際に解説をして欲しい」とのお声も戴いております。
そこで下記の日時で弊店副社長の村岡由隆か係員が説明する見学会を開きます。
不十分な点もあるかも知れませんが、ご興味ございましたらお申し込みの程よろ
しくお願いいたします。

  場 所  村岡総本舗羊羹資料館(小城市小城町861)
  日 時  4月3日(日)、10日(日)、17日(日)、24日(日)
       午前10時30分
  参加料  無料
  所要時間 展示物の説明15分程度
       ビデオ、抹茶と羊羹のサービス15分程度 計30分  
  定 員  15名
  申込方法 メール(info@muraoka-sohonpo.co.jp)かFAX(0952-37-3191)にて
       お名前、希望日時、参加希望人数を記入の上、件名を「羊羹
       資料館4月の見学会希望」として送信下さい。
       電話でも承ります。(0120-358-057・0952-37-3173)

  ※駐車場は須賀神社駐車場もご利用頂けます。
  ※ご希望日の前日の17時迄にお申し込み下さい。
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★展示品解説のご案内

 村岡総本舗 佐賀総本店において展示品の解説を弊店副社長村岡由隆が行います。
原料による違いなどがわかるとより一層羊羹が楽しめると思いますので、ぜひご参
加下さい。

 開 催 日 時 :4月9日(土)、23日(土)、30日(土) 午前10時
 定 員:10名
 予約電話番号:
 ※開催日の2日前までにご予約下さい。
  
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★福岡店「羊羹のおいしさ」についてのご案内

 村岡総本舗 福岡店で、実際に試食をいただきながら、弊店副社長の村岡由隆が
解説をします。佐賀が羊羹購入額が日本一の理由など色々な話題を用意しておりま
すので、ぜひお越し下さい。

 開 催 日 時 :4月16日(土) 午前10時
 定    員:12名
 予約電話番号:
 ※4月14日までにご予約下さい。
  福岡店 福岡市中央区浄水通り4-18
     0952-526-0575
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★丹波白小豆製羊羹の販売再開のお知らせ

販売を中止させて頂いておりました丹波白小豆製羊羹の原料の確保ができました
ので販売再開をいたしております。
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★「お客様の広場」

 今回もホームページ上よりお買い上げいただいたお客様と、店頭でアンケート
に答えていただいたお客様のご意見を掲載いたします。     
              
ありがたいご意見を数多くいただき、本当に感謝いたしております。
ご協力ありがとうございました。

「小城羊羹(挽茶)表面が白くシャリットして食感お茶の友として楽しんでい
 ます。身近にはない為、博多へ行きました時は必ず貴社様の羊羹を買いだめ
 します。私の大好物なのです。村岡総本舗様の益々のご発展を心よりお祈り
 致します。ようかんとお茶との時間『至福』のひとときです。~感謝~」
 (鹿児島県・女性)

「父が羊羹と言えば『小城羊羹』だと、小さいころから耳にしていました。
 今回も、その父からのプレゼントでいただきました。懐かしい味に家族で
 お茶と共にいただきました。」
 (福岡県・女性)
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★今月の菓子

●「北浦」(季節の棹物・松の実入り薯蕷羹)           
しっとり、ふんわりした薯蕷(山芋)の食感と松の実が調和した味わい深い菓子
です。かるかんよりもしっとりとしているのが特長です。
・定価1365円 (通信販売可) ・賞味期限 10日間
・販売期間 4月
(http://www.muraoka-sohonpo.co.jp/category/004_kitaura.html)

●「特製切り羊羹・挽茶」
貴重な豆である白小豆、大手亡豆と挽茶をあわせた上品な味わいの切り羊羹で
す。表面のシャリ感と中のやわらかい舌触りをお楽しみ下さい。人気もあり、
お問い合わせも多い羊羹です。
・定価735円(通信販売可)・賞味期限18日間
 
●「櫻羊羹」
羊羹のふるさと小城は桜の名所。白小豆を使用した繊細で上品な味わいは、菓子
愛好家の方々からも高く評価されています。
・定価1365円 (通信販売可) ・賞味期限 15日間
・販売期間 通年
(http://www.muraoka-sohonpo.co.jp/product/sakura_yokan.html)

●「おぎおんさん」
江戸時代には肥前第一の神社であった祇園社(須賀神社)は「おぎおんさん」の
呼び名で親しまれており、同様に馴染み深い小城公園の桜をイメージし、創製し
た羊羹です。
 ・定価 5個入 630円 10個入 1050円(通信販売可)・賞味期限90日間
 ・販売期間1月~7月 
(http://www.muraoka-sohonpo.co.jp/product/ogionsan.html)

●「小城の朔(ついたち)羊羹」
年に6回のみ製造する和三盆糖、備中産赤大豆を使用し最高級本練羊羹です。
「家族で食べて、すぐに無くなってしまいました。販売が待ち遠しい」という
ご意見も頂くなど、あっさりしたなかにも深い味わいが楽しめます。
 ・価格 10500円(通信販売可)・賞味期間(4月) 18日間
 ・販売期間4、7、8、12、1、3月の1日のみ
  ※ただし、十五箱以上のご注文はご相談下されば、製造致します。
(http://www.muraoka-sohonpo.co.jp/product/tsuitachi.html)

●よもぎ餅(季節の朝生)
よもぎの苦みとあんこの甘味が口の中で溶け合う、少し大人の味わいのお菓
子です。よもぎは血液をさらさらにする効果があり、栄養分も豊富です。
・定価126円 (通信販売不可) ・賞味期限 2日間
・販売期間 4月

 商品のご注文、お問い合わせは下記の方までお願いいたします。
 また、これらの商品がない店舗も一部ございますのでご了承ください。

ホームページ http://www.muraoka-sohonpo.co.jp
mail info@muraoka-sohonpo.co.jp
フリーダイアル 0120-35-8057(午前8時~午後8時)
 FAX 0952-37-3191
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★ 最近取り上げていただいたテレビ、雑誌等

・FMラジオ佐賀2月26日放送『匠の蔵』に大家幸弘営業推進課係長が出演
 し、村岡総本舗ならではのサービス等について話しました。

・NHKテレビテキスト『NHK直伝 和の極意 彩の和菓子 春紀行』(NHK
 出版4月1日発行)、第6回「佐賀 羊羹 小豆と寒天が変えた和の神髄」と
 題して、村岡安廣社長の話や羊羹づくりについて紹介されました。
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★直営店での催し物の御案内

●4月15日(金) 唐津店45周年祭(午前9時~午後7時30分)
・小豆の風味豊かな「自家製ぜんざい」の無料サービス
・1,050円以上お買上げのお客様に小型小城羊羹2本無料進呈
・唐津にちなんだ菓子「蒸しどら焼からんぐ」のご試食

●4月23日(土) 小城駅前店60周年祭(午前9時~午後6時)
・桜の花びらを形どった羊羹「さくらSAKURA」のご試食と抹茶の無料サービス
・ご案内のはがきをお持ちの方に小型小城羊羹2本無料進呈
・特製切り羊羹実演販売(午前10時・午後3時)

●とら焼宗歓4個付けキャンペーン日程
 4月3日(日) 佐賀総本店(午前8時~午後8時)
         佐賀空港店(午前6時~午後6時30分)
 4月9日(土)10日(日) 有田店(午前8時~午後8時)

・店内商品1,050円以上お買い上げのお客様に『とら焼宗歓』四個無料進呈
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★ 各地催し物の御案内

「特製切り羊羹」、「とら焼き宗歓」、「丸ぼうろ」、「極上羊羹 心・愛・和」
をお持ちする予定です。

・4月 6日~4月12日 遠鉄百貨店 (TEL 053-457-0001)
・4月 6日~4月18日 高崎高島屋 (TEL 027-327-1111)
・4月13日~4月18日 銀座松屋  (TEL 03-3567-1211)
・4月13日~4月18日 新潟伊勢丹 (TEL 025-242-1111)
・4月20日~4月25日 日本橋高島屋(TEL 03-3211-4111)
・4月20日~4月26日 名古屋高島屋(TEL 052-566-8560)
・4月20日~4月26日 港南台高島屋(TEL 045-833-2211)
・4月20日~4月26日 泉北高島屋 (TEL 072-293-1101)
・4月28日~5月 5日 京阪守口店 (TEL 06-6344-8031)
・4月28日~5月 8日 大分トキハ (TEL 0975-38-1111)
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★とらやき宗歓アンケート3月の当選者

直営店や東京、大阪での催し物でお買い上げいただいたお客様に差し上げている
アンケートはがきの当選結果です。今回もホームページでお買い上げになられ、
アンケートに答えられた方も対象とさせていただきました。「とらやき宗歓」
(1113円相当分)を10名様にプレゼントさせていただきます。
おめでとうございます。

木本美紀様(和歌山県) 武田久美様(熊本市)
泉富子様 (福岡市)  猿渡知子様(三潴郡)
山﨑憲子様(神埼郡)  坂主勉様 (福岡市)
峰松藤枝様(神奈川県) 日池由美様(唐津市)
宮薗京子様(薩摩郡)  堀周子様 (福岡市)
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★ お願い

おかげさまで「村岡総本舗便り」は登録者数が約2000名となりました。
また、店舗でお渡ししている「ダイジェスト版」のほうも4月は約12650名の方に
お渡しができ、本当にありがたく存じます。一人でも多くの方に和菓子のすばら
しさを知っていただければと思っておりますので、和菓子にご興味がある方には
ぜひ下記のアドレスをお知らせください。

すぐにご登録いただけます。
 http://www.muraoka-sohonpo.co.jp/mailmagazine.html
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★福岡空港をご利用の皆様へ
博多大丸エアポートショップで「特製羊羹(1本 1260円)」(価格税込みです)が
お買い求めになれます。
第一ターミナル、第二ターミナル2階の岩田屋で「小城羊羹(2本入1575円・3本入
2310円)・小型小城羊羹(5本入672円・8本入1050円・12本入1575円)」(税込み
価格)がお買い求めになれます。

販売店は下記を御参照ください

博多大丸エアポートショップ
(http://fukuoka.e-machi.ne.jp/109389/)

福岡空港第2ターミナル
(http://shop.fuk-ab.co.jp/store/shop/details/shop_detail59.html)
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◆村岡総本舗だより◆

提供・発行:(株)村岡総本舗 http://www.muraoka-sohonpo.co.jp
本店・羊羹資料館 佐賀県小城町861 
     

     TEL 0952-37-3173(代)
     0120-35-8057
     FAX 0952-37-3191

※本誌に関する御意見・御感想・などのお問い合わせ先
     info@muraoka-sohonpo.co.jp
※当メールマガジンに掲載された記事を使用される場合は、メールにて一言
お申し付けください。
※本誌のご解約は、「メールマガジン不要」と書いてinfo@muraoka-sohonpo.co.jpまで
 お送り頂くか、ホームページ(http://www.muraoka-sohonpo.co.jp)にて解約
して頂きますようお願い致します。