創業明治32年 (1899年) 小城羊羹初祖 村岡総本舗

村岡総本舗だより2月号113号

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◆村岡総本舗だより◆
 2011年2月号 No.113
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 きさらぎ2月、年間最も寒い月となりました。
2月3日の「節分の豆まき」は古来大切な行事として守り伝えられてきました。
 清潔な白は健康の象徴として、白い米や餅の力が正月などの節目に用いられ
ます。赤い小豆は魔除けの役割を持つ大切な食品となり、祝事等に食されてき
ました。「豆まき」には大豆が用いられますが、和菓子の代表格である羊羹の
原料としては主に小豆、いんげん豆が使用されます。小豆、いんげん豆は大豆
に劣らず人体に有益な成分が多く健康への影響評価は高いとされています。
 羊羹の伝承は様々になされてきましたが、文学に登場し最も優れた表現とさ
れるのは夏目漱石の「草枕」です。ロンドン帰りの漱石が英国のゼリーと比較
して堂々たる「煉羊羹」のありさまを描写しています。「蒸し羊羹のような」
色であると硯(すずり)の色を表わす場面もあり、漱石の羊羹好きが目立つ小
説となっています。
 谷崎潤一郎は随筆「陰影礼讃」の中で漱石の「草枕」における羊羹の描写を
絶賛しています。二人の文豪にこれほど賞讃された当時の羊羹の姿や味わいは
どのようなものであったかはわかりませんが、近代消費社会の進展の中で甘味
に対する憧れを示した名文であるといえましょう。
 室生犀星には「夜の隅田川は羊羹のように流れる」と表現した一文がありま
す。煉羊羹でなく蒸し羊羹のみずみずしい重厚な姿を想像したのかもしれませ
ん。蒸し羊羹には煉羊羹とは異なる風合いがあり、その違いを犀星は表わした
かったのではないでしょうか。
 村岡総本舗では毎年2月に「季節の棹物・蒸し羊羹」を製造販売しています。
煉羊羹の原型であるむし羊羹は「にこごり」や「ういろう」から転化した菓子
とされ、室町時代に生れたといわれます。江戸期18世紀の京都、長崎、江戸
の順に記録が残る煉羊羹はこの蒸し羊羹に寒天が用いられ完成しました。小豆
本来の味わいと独特の柔らかな舌ざわり歯ざわりの「蒸し羊羹」はこの2月だ
けお楽しみいただける季節の棹物です。日持ちのしない、この時だけの「蒸し
羊羹」をしっかりとお味わい下さい。
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目次
・特集「砂糖の消費量の変遷」
・「村岡総本舗羊羹資料館見学会のご案内」
・「お客様の広場」
・今月の菓子
・最近取り上げていただいたテレビ、雑誌等
・直営店での催し物の御案内
・各地催し物の御案内
・「とらやき宗歓」アンケート1月の当選者発表
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★「砂糖の消費量の変遷」

 注目が集まる砂糖の道「シュガーロード長崎街道」についての情報は、さらに
数多く寄せられるところとなりました。
 季刊糖業資報(日本精糖工業会刊)の155号には近世から近代に至る砂糖の消費
が記録されています。
「江戸期に貴重な食料であった砂糖の産出は5000万斤、そして2500万人の全国の
人口で割ると1人当たり2斤である」ことは糖業事典にあり、2斤すなわち1.2キロ
グラムで極めて僅かな消費量であったことがわかっています。
 明治41(1908)年は4.8キログラム、大正期最大は大正15(1926)年で12.7キログラ
ムでありました。戦前のピークは昭和14(1939)年の15.94キログラムであり、この
年に物資の統制が始まりました。終戦の昭和20(1945)年は0.64キログラム、昭和
21年は0.2キログラムとなり最低の記録となりました。昭和28年には13キログラム
となり、その後昭和48(1973)年の石油危機まで上昇を続け、30キログラム近い記
録が示されました。
 現在は15~20キログラムの消費量とされており、ほぼ戦前のピーク、昭和14
(1939)年と同じレベルまで少ない量となりました。戦前の砂糖そして砂糖を使用
した菓子類は食糧のひとつであったのに対し、今は嗜好品として食されているこ
とも甘味の度合が変化した由来となっているようです。
 すっきりした甘味の砂糖は他の甘味料よりはるかに優れ、何よりもまず「後味
の良さ」が極だっています。砂糖の代替の甘味料は続々登場しますが、この「甘
さからの感動」は「大いなる食の恵み」です。和三盆糖をはじめとした伝統製法
の砂糖の優れた甘味は、自然と共生する日本人の大いなる遺産として誇れる食の
伝統でありましょう。
 砂糖のもつ優しい甘味そして体をあたためる力で寒い冬をしっかり乗り切って
いきましょう。
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★「村岡総本舗羊羹資料館見学会のご案内」

 弊店羊羹資料館では館内アナウンスによる説明を行い、より理解を深めていた
だこうとしておりますが、「実際に解説をして欲しい」とのお声も戴いておりま
す。そこで下記の日時で弊店企画室長の村岡由隆または係員が説明する見学会を
開きます。不十分な点もあるかも知れませんが、ご興味ございましたらお申し込
みの程よろしくお願いいたします。

  場 所  村岡総本舗羊羹資料館(小城市小城町861)
  日 時  2月6日(日)、13日(日)、20日(日)、27日(日)
       午前10時30分
  参加料  無料
  所要時間 展示物の説明15分程度
       ビデオ、抹茶と羊羹のサービス15分程度 計30分  
  定 員  15名
  申込方法 メール(info@so-honpo.com)かFAX(0952-32-1297)にて
       お名前、希望日時、参加希望人数を記入の上、件名を「羊羹
       資料館7月の見学会希望」として送信下さい。
       電話でも承ります。(0120-358-057・0952-31-2131)

  ※駐車場は須賀神社駐車場もご利用頂けます。
  ※ご希望日の前日の17時迄にお申し込み下さい。
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★「お客様の広場」

 今回もホームページ上よりお買い上げいただいたお客様と、店頭でアンケート
に答えていただいたお客様のご意見を掲載いたします。     
                  
ありがたいご意見を数多くいただき、本当に感謝いたしております。
ご協力ありがとうございました。

「時々食べたくなって、羊羹や菓子を小城の方まで求めに行きます。豊富な種類で、
 昔ながらの品物から今風の品物まであって楽しみです。」
  (佐賀県・男性)

「小城羊羹、いつ食べてもおいしいですね!!お抹茶や濃いめのお茶はもちろんコー
 ヒーとも相性ピッタリ。大ファンです。」
  (大分県・女性)
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★今月の菓子

●「おぎおんさん・さくらSAKURA」
 桜の花びらの形をしたかわいらしい羊羹です。大変貴重な国産の白小豆や
 大手亡豆を使った本格的な羊羹です。
ハート型にも見えることからバレンタインデーにもご利用頂いております。
 また、パッケージが新しくなりました「さくらSAKURA」もございます。
  ・定価 5個入り 630円 10個入り 1050円(通信販売可) ・賞味期限 90日間
・販売期間 1月~7月
 おぎおんさん
 (http://www.muraoka-sohonpo.co.jp/product/ogionsan.html)
 さくらSAKURA
 (http://www.muraoka-sohonpo.co.jp/product/sakura.html)

●「蒸し羊羹」(季節の棹物)
 起源は煉り羊羹より古く、鎌倉・室町時代にさかのぼります。なめらかな舌
  ざわりで小豆の少し苦みのある豊かな味わいが楽しめます。日もちがしない
  ため、今の時期だけの販売ですのでお早めにお買い求め下さい。
・定価1365円 (通信販売不可) ・賞味期限 7日間
・販売期間 2月
(http://www.muraoka-sohonpo.co.jp/category/002_mushiyokan.html)

●「おびな・めびな」(上生菓子)
みどり色、桃色の煉切りと白の煉切を張り合わせ、小豆あんに巻いて装束姿
  をあらわしました。かわいらしい菓子を桃の節句にどうぞ。

  ・定価231円(通信販売不可) ・賞味期限 当日限り  
・販売期間 2月~3月(要予約)

●「菜畑」 
  中国に由来する伝統的なもち菓子をイメージして作りました。日本最古の稲
  作の遺跡と言われている唐津市菜畑の名に由来し、もち菓子がお好きなお客様  
  に特に好評です。(梅、柚子、小倉の三種)
・定価168円 (通信販売可) ・賞味期限 12日間
・販売期間 通年
(http://www.muraoka-sohonpo.co.jp/product/nabatake.html)

 商品のご注文、お問い合わせは下記の方までお願いいたします。
 また、これらの商品がない店舗も一部ございますのでご了承ください。

ホームページ http://www.muraoka-sohonpo.co.jp
  mail info@so-honpo.com
フリーダイアル 0120-35-8057(午前8時~午後8時)
  FAX  0952-32-1297
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★ 最近取り上げていただいたテレビ、雑誌等

・サガテレビ番組『かちかちワイド』十二月三十一日放送、正月年始のおすすめ
 の商品として黒豆羊羹が紹介されました。
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★直営店での催し物の御案内

●2月 5日(土) 白石店感謝祭(午前8時~午後8時)
●2月12日(土) 小城中央店感謝祭(午前8時~午後8時)
 ・案内状をお持ちのお客様に、「小型小城羊羹(2本入り)」進呈
 ・切り立ての味が楽しめる「特製切り羊羹」の実演販売(午前10時・午後3時)
 ・小豆の風味豊かな「自家製ぜんざい」の無料サービス

●とら焼宗歓4個付けキャンペーン日程
 ・2月19日(土) 佐賀駅北口店、唐人町店(午前8時~午後8時)
 ・2月26日(土)27日(日) 鳥栖店(午前8時~午後8時)
  店内商品1050円以上お買い上げのお客様に『とら焼宗歓』4個無料進呈
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★ 各地催し物の御案内

「特製切り羊羹」、「とら焼き宗歓」、「丸ぼうろ」、「極上羊羹 心・愛・和」
をお持ちする予定です。

・2月 2日~2月 8日 玉川高島屋 (TEL 03-3709-1111)
・2月16日~2月22日 横浜高島屋 (TEL 045-311-5111)
・2月23日~2月28日 名鉄百貨店 (TEL 052-585-1111)
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★とらやき宗歓アンケート1月の当選者

直営店や東京、大阪での催し物でお買い上げいただいたお客様に差し上げている
アンケートはがきの当選結果です。ホームページでお買い上げになられ、アンケ
ートに答えられた方も対象とさせていただきました。
「とらやき宗歓」(1113円相当分)を10名様にプレゼントさせていただきます。
おめでとうございます。

小野けいこ様(愛知県)  高橋敦子様 (福岡市)
稲田美佐子様(武雄市)  木下さやか様(佐世保市)
松永江里子様(西松浦郡) 澤本理恵様 (春日市)
松本健一様 (佐賀市)  北野憲二様 (福岡市)
林田健二様 (唐津市)  秋庭さとみ様(豊後大野市)
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★ お願い

おかげさまで「村岡総本舗便り」は登録者数が約2000名となりました。
また、店舗でお渡ししている「ダイジェスト版」のほうも1月は約11550名の方に
お渡しができ、本当にありがたく存じます。一人でも多くの方に和菓子のすばら
しさを知っていただければと思っておりますので、和菓子にご興味がある方には
ぜひ下記のアドレスをお知らせください。

すぐにご登録いただけます。
 http://www.muraoka-sohonpo.co.jp/mailmagazine.html
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★福岡空港をご利用の皆様へ

博多大丸エアポートショップで「特製羊羹(1本 1260円)」(税込み価格)が
お買い求めになれます。
第一ターミナル、第二ターミナル2階の岩田屋で「小城羊羹(2本入1575円・3本入
2310円)・小型小城羊羹(5本入672円・8本入1050円・12本入1575円)」(税込み
価格)がお買い求めになれます。

販売店は下記を御参照ください

博多大丸エアポートショップ
(http://fukuoka.e-machi.ne.jp/109389/)

福岡空港第2ターミナル
(http://shop.fuk-ab.co.jp/store/shop/details/shop_detail59.html)
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◆村岡総本舗だより◆
提供・発行:(株)村岡総本舗 http://www.muraoka-sohonpo.co.jp
本店・羊羹資料館 佐賀県小城町861 
     TEL 0952-72-2131(代)
佐賀総本店     佐賀市高木瀬町東高木
     TEL 0952-31-2131(代)
     0120-35-8057
     FAX 0952-32-1297

※本誌に関する御意見・御感想・などのお問い合わせ先
     info@so-honpo.com
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 申し付けください。
※本誌のご解約は、「メールマガジン不要」と書いてinfo@so-honpo.comまで
 お送り頂くか、ホームページ(http://www.muraoka-sohonpo.co.jp)にて
 解約して頂きますようお願い致します。