創業明治32年 (1899年) 小城羊羹初祖 村岡総本舗

村岡総本舗だより5月号92号

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◆村岡総本舗だより◆
 2009年5月号 No.92
毎月一回発行の和菓子の情報誌です。一人でも多くの方に村岡総本舗の考えを
理解していただければ幸いです。
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 薫風のさ月5月となりました。
佐賀県内では恒例の有田陶器市が百万人の愛好者を集めます。
 そしてすがすがしい新緑と蛍の幻想的な光が初夏のこの地域の風物詩です。
 蛍は羊羹のふるさと小城にとってかけがえのない自然の恵みとして百年以上の
愛護運動が続けられてきました。今ではわが国の「生き物の里百選」のひとつ
“蛍の名所”として認定され、五月なかばから六月にかけて多くの蛍見物の方々
が訪ずれ、「ほたるウォーク」も開催されます。
 村岡総本舗では蛍の名所小城にちなむ創作菓子をつくりあげました。
 ひとつは寒天涼菓「祇園川(ぎおんがわ」の「蛍」です。蛍の名所祇園川の
蛍を栗で、川の黒石を黒豆であらわした寒天ゼリーで、夏の名品として二十年以
上の歴史を有しています。
 飴菓子「あるへいと」5種の中にも「蛍」があり、透明でさわやかな飴色と南
蛮渡りの伝統製法による豊かな味わいが特長となっています。
 6月には季節の棹物「祇園川」を販売いたします。大徳寺納豆を蛍に見たてた
独特の甘酸っぱさのある琥珀羹です。
 菓子で楽しむ「蛍」を一度お味わい下さい。

・寒天涼菓「祇園川」蛍 75グラム 1個 315円
・あるへいと 200グラム 1箱 525円(蛍、楠、桜、蜜柑、千代結びの5種詰合せ)
・季節の棹物「祇園川」 350グラム 1本 1365円 (販売期間6月1日~6月30日)

今回も「村岡総本舗だより」の読者の特典といたしまして、「村岡総本舗だより」
の一枚目をプリントアウトして直売店にもって来ていただいた方に、100円前後の
商品を1個プレゼントします。「村岡総本舗だよりを持ってきました」と販売員
に渡していただきますよう、お願いいたします。

 期限は発行日~5月31日までです(感謝祭の日は除く)。ささやかなプレ
ゼントですが、ぜひご活用ください。
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目次
・特集「羊羹レッテルについて」
・「肥前の菓子 シュガーロード長崎街道を行く」のご案内
・「お客様の広場」
・今月の菓子
・最近取り上げていただいたテレビ、雑誌等
・直営店での催し物の御案内
・各地催し物の御案内
・「とらやき宗歓」アンケート4月の当選者発表
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★ 特集「羊羹レッテルについて」

 国の有形登録文化財であり、「22世紀に残す佐賀県遺産」にもなっている
村岡総本舗羊羹資料館1階に大きなポスター型の羊羹レッテルが展示されてい
ます。これは昨年秋、小城市主催でスローライフ小城の会(会長村岡安廣社長)
後援の『わが家のお宝展』開催にあわせて製作されました。約1メートル四方の
カラー印刷で7点ほどございます。
 
 入口正面の作品は、下記の「銘味煉羊羹(めいみねりようかん)」です。
村岡総本舗創業(1899年・明治32年)当時の羊羹レッテルといわれており
ます。木版刷りのレッテルで、中央に「煉羊羹」と縦書き、その上方に「銘味」
と右から横書きのスタイルで印刷されています。

 弊店二代目社長村岡安吉が最初に使用したと言われる「小城羊羹」という商品
名が誕生する以前の羊羹レッテルです。「銘味」とは、「味を刻む」という意味で、
「銘味煉羊羹」とはつまり、心に味がしみ入る羊羹ということです。当時の村岡総
本舗の羊羹づくりに注ぐ熱意、気迫、祈りにも似た気持ちが伝わってくるレッテル
です。
 この「銘味」という言葉がとり入れられ、わが村岡総本舗の社是の一つ「銘味
和風」になったと村岡社長は語っています。創業当時の精神は百十年経過した現代
にも脈々と受け継がれているのです。
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★「肥前の菓子 シュガーロード長崎街道を行く」のご案内

 弊店社長・村岡安廣の著作「肥前の菓子」が佐賀新聞より発売されております。
長崎街道は菓子の技術が伝わった道として、「シュガーロード」とも呼ばれてい
ます。著者は研究のため、年月をかけて佐賀、日本はもちろん、ポルトガル、ス
ペイン、韓国、中国、タイなど多くの国々を訪れています。ぜひご一読下さい。

 価格1,000円(税込)

佐賀県内の書店、村岡総本舗直売店で販売しております。
メールでのご注文も受け付けております。お名前、ご住所、お電話番号、冊数をご
記入の上、下記までご連絡下さい。
(送料1冊210円、冊数により違ってきます。)

info@muraoka-sohonpo.co.jp
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★「お客様の広場」

 今回もホームページ上よりお買い上げいただいたお客様と、店頭でアンケート
に答えていただいたお客様のご意見を掲載いたします。

「ケーキ等もいいけれどもやはり和菓子が健康にもいいし、見た目も楽しめていい
 です。試食後にお茶をいただけるので、それもいいですね。」
   (福岡県・男性)

「羊羹のシャリシャリ感が楽しみです。去年から田舎に来るたびに楽しみに行く
 習慣がつきました。」 (東京都・女性)

ありがたいご意見を数多くいただき、本当に感謝いたしております。
ご協力ありがとうございました。
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★今月の菓子

●「牛尾」(うしのお)(季節の棹物)
 梅の名所「牛尾」の紅梅、白梅をさわやかな梅肉入り紅煉(べにねり)切り
羊羹と、口溶けのよい淡雪で表現しました。
・定価1365円 (通信販売可) ・賞味期限 10日間
・販売期間 5月
(http://www.muraoka-sohonpo.co.jp/category/005_ushinoo.html)

●「金襴手」(きんらんで)
 ふっくらとしたブッセ生地に、小倉、マーマレードを上品にはさみました。
金襴手とは金をあしらった磁器のことで、洋の東西を問わず愛好されています。
今月は有田陶器市があるということでご紹介しています。
・定価126円(通信販売可)・賞味期限10日間
・販売期間 通年(チーズクリームのみ5,6,7,8月は製造中止)
(http://www.muraoka-sohonpo.co.jp/product/kinrande.html)

●「祇園川」
 寒天を使用した透明感あふれる涼やかな和風ゼリーは小城本店前のほたるが
飛び交う清流「祇園川」をイメージしております。蛍が光っている様子を黒豆
と栗で表現した「祇園川・ほたる(栗黒豆)」。また、「祇園川・梅」はお子
様はじめ幅広い年齢の方に人気の商品です。
・定価210円(甘夏・タピオカ)263円(梅・巨峰・枇杷・桃)
   315円(ほたる(栗黒豆))368円(金魚)
(通信販売可) ・賞味期限 45日間~150日間 ・販売期間 4月~8月 
(http://www.muraoka-sohonpo.co.jp/product/kohakukan_giongawa.html)
 12個詰紙箱 3154円(梅4個、枇杷4個、甘夏4個の詰合せ)
 20個詰紙箱 5257円(梅7個、枇杷7個、甘夏6個の詰合せ)
 (http://www.muraoka-sohonpo.co.jp/product/giongawa.html)
お客様のご要望で詰合せの内容の変更も可能です。詰合せ変更の場合は価格が
変わります。

●「岩根つつじ (上生菓子)」
 小豆のつぶあんを緑のきんとんで包み、淡紅色のそぼろを付けて、つつじの
花をあらわしました。小城本店前の須賀神社では、階段の両端のつつじが5月
上旬には満開になりそうです。
・定価231円 (通信販売不可) ・賞味期限 当日限り
・販売期間 5月

 商品のご注文、お問い合わせは下記の方までお願いいたします。
 また、これらの商品がない店舗も一部ございますのでご了承ください。

ホームページ http://www.muraoka-sohonpo.co.jp
mail info@muraoka-sohonpo.co.jp
フリーダイアル 0120-35-8057(午前8時~午後8時)
FAX  0952-37-3191
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★ 最近取り上げていただいたテレビ、雑誌等

・月刊誌『家庭画報』四月号「永遠の銘菓が集う 三越〔菓遊庵〕コーナーに、
 村岡総本舗の小城羊羹・特製切り羊羹が掲載されました。

・ヒノキ新薬発行の広報誌『エプタ』41号「砂糖の贈り物」特集“シュガーロ
 ードの銘菓を訪ねる”欄に「羊羹ー砂糖菓子の横綱」とのタイトルで小城羊羹
 の老舗として村岡総本舗と特製切り羊羹等が紹介されました。
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★直営店での催し物の御案内
  
5月 9日(土) 福岡店20周年祭(午前10時~午後7時)
 ・店内1050円以上お買い上げのお客様に「小型小城羊羹(2本)」を無料進呈
 ・「鳳梨萬頭」の御試食・抹茶無料サービス
 ・初めての方のための簡単な抹茶のたて方と飲み方の無料講座
  (午前11時・午後2時)
 ・特製切り羊羹実演販売(午前10時・午後3時)

5月16日(土) 多久店感謝祭 (午前8時~午後8時)
 ・案内ハガキをお持ちのお客様に「小型小城羊羹(2本)」を無料進呈
 ・「鳳梨萬頭」の御試食と抹茶無料サービス
 ・初めての方のための簡単な抹茶のたて方と飲み方の無料講座
  (午前11時・午後2時)
 ・特製切り羊羹実演販売(午前10時・午後3時)

5月30日(土) 小城本店螢茶屋(午前8時~午後8時)
 ・店内1050円以上お買い上げのお客様に「小型小城羊羹(2本)」を無料進呈
 ・寒天ゼリー「祇園川」の御試食と抹茶無料サービス
 ・初めての方のための簡単な抹茶のたて方と飲み方の無料講座
  (午前11時・午後2時)
 ・特製切り羊羹実演販売(午前10時・午後3時)
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★ 「特製切り羊羹」実演販売

外側がシャリシャリしていて中は柔らかい、生菓子感覚の羊羹である「特製切り
羊羹」の実演販売です。切りたての羊羹は普通の羊羹よりもみずみずしく独特の
味わいです。これは、予約注文の「流し箱羊羹」(3885円)でのみ味わえる感覚
ですので、ぜひお試しください。

・5月7日~5月12日 長崎玉屋(TEL 095-824-2121)
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★ 各地催し物の御案内

「特製切り羊羹」、「とら焼き宗歓」、「丸ぼうろ」、「極上羊羹 心・愛・和」
をお持ちする予定です。

・4月29日~5月 6日 京阪百貨店守口店(TEL 06-6994-1313)
・5月13日~5月19日 高知大丸  (TEL 088-822-5111)
・5月13日~5月19日 小田急藤沢店(TEL 0466-26-6111)
・5月14日~5月20日 東武船橋  (TEL 047-425-2211)
・5月19日~5月26日 京都高島屋 (TEL 075-221-8811)
・5月20日~5月26日 伊予鉄高島屋(TEL 089-948-2111)
・5月22日~5月27日 名鉄百貨店一宮店(TEL 0586-46-7111)
・5月27日~6月 2日 小倉井筒屋 (TEL 093-522-2011)
・5月27日~6月 2日 港南台高島屋(TEL 045-833-2211)
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★とらやき宗歓アンケート4月の当選者

直営店や東京、大阪での催し物でお買い上げいただいたお客様に差し上げている
アンケートはがきの当選結果です。今回も3月31日までにホームページでお買い
上げになられ、アンケートに答えられた方も対象とさせていただきました。
「とらやき宗歓」(1113円相当分)を10名様にプレゼントさせていただきます。
おめでとうございます。

石井修二様 (田川郡) 中村守寿様(鳥栖市)
長友明美様 (唐津市) 塚原絹子様(鹿児島市)
小谷松明弘様(福岡市) 村上眞里子(伊万里市)
平田節子様 (熊本市) 吉岡茂子様(鹿児島市)
待鳥和海様 (柳川市) 松岡裕子様(調布市)
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★ お願い

おかげさまで「村岡総本舗便り」は登録者数が約2000名となりました。
また、店舗でお渡ししている「ダイジェスト版」のほうも4月は約13200名の方に
お渡しができ、本当にありがたく存じます。一人でも多くの方に和菓子のすばら
しさを知っていただければと思っておりますので、和菓子にご興味がある方には
ぜひ下記のアドレスをお知らせください。

すぐにご登録いただけます。
 http://www.muraoka-sohonpo.co.jp/mailmagazine.html
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★福岡空港をご利用の皆様へ

博多大丸エアポートショップで「特製羊羹(1本 1260円)」(税込価格)が
お買い求めになれます。

販売店は下記を御参照ください

博多大丸エアポートショップ
(http://fukuoka.e-machi.ne.jp/109389/)
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◆村岡総本舗だより◆

提供・発行:(株)村岡総本舗 http://www.muraoka-sohonpo.co.jp
本店・羊羹資料館 佐賀県小城市小城町861 
     

     TEL 0952-37-3173(代)
     0120-35-8057
     FAX 0952-37-3191

※本誌に関する御意見・御感想・などのお問い合わせ先
     info@muraoka-sohonpo.co.jp
※当メールマガジンに掲載された記事を使用される場合は、メールにて一言お
 申し付けください。
※本誌のご解約は、「メールマガジン不要」と書いてinfo@muraoka-sohonpo.co.jpまで
 お送り頂くか、ホームページ(http://www.muraoka-sohonpo.co.jp)にて解約
して頂きますようお願い致します。

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