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◆村岡総本舗だより◆
2006年8月号 No.59
毎月一回発行の和菓子の情報誌です。一人でも多くの方に和菓子の持つ季節感
やすばらしさを知っていただければ幸いです。
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こんにちは。村岡総本舗だより編集長の村岡です。
葉月八月、夏の盛りがやってきました。小城市清水の清水の滝は、雨が多かった
ため、水量も豊富で、西日本一の落差の迫力がいっそうすばらしく、同時に多く
の鯉料理客が訪ずれています。百年前佐賀出身の大隈重信が清水観音の参道建設
に尽力し、以来夏には数多くの人々が参拝に訪ずれました。そのおかげで日本一
といわれる鯉料理と羊羹づくりが盛んになったといわれています。
今回も「村岡総本舗だより」の読者の特典といたしまして、「村岡総本舗だより」
の一枚目をプリントアウトして直売店にもって来ていただいた方に、100円前後の
商品を1個プレゼントします。「村岡総本舗だよりを持ってきました」と販売員
に渡していただきますよう、お願いいたします。
期限は発行日~8月31日までです(感謝祭の日は除く)。ささやかなプレ
ゼントですが、ぜひご活用ください。
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目次
・特集「村岡総本舗の水羊羹」
・「肥前の菓子 シュガーロード長崎街道を行く」のご案内
・「お客様の広場」
・今月の菓子
・最近取り上げていただいたテレビ、雑誌等
・直営店での催し物の御案内
・各地催し物の御案内
・「とらやき宗歓」アンケート7月の当選者発表
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★ 特集「村岡総本舗の水羊羹」
日経新聞の折り込み情報誌として発行されている日経インテレッセの7月号に
おすすめのデパ地下スイーツとして弊店の水羊羹がデパチカ女王・平岩理緒さ
んによって紹介されました。最近は、一番人気商品である「小城羊羹・特製切
り羊羹」以外の商品が紹介されることも増えており、大変ありがたく存じてお
ります。
いろいろな店舗の水羊羹を食べてみて思うことが二点ございます。
まず、煉り具合が難しいことです。寒天のほかに葛を使用することでやわら
かく、舌の上で溶けるような食感を弊店は目指しています。ほかの店舗のもの
でも、そういう意図で葛が使われているものがありました。ただ、やわらかい
のはよいのですが、コシがなく、やわらかいだけのも中にはあるようです。
次は、味の問題です。小豆の風味を生かすためにあくを取り過ぎないほうが良
いという考えがあるようです。しかし、そうはいっても苦すぎるのは考え物で
す。また、苦くもないが甘くもなく、小豆の味もしないといったものも最近は
あるようです。
やはり、百年以上に及ぶ羊羹作りによって磨かれた技術や感覚がこの水羊羹
にも引き継がれているのではないかと思います。
味の好みの問題はあると思いますので、全ての方にご満足はいただけないか
もしれませんが、弊店の羊羹、和菓子のような後味のよいすっきりとした甘み
がお好きな方には、ご満足いただけると思います。本煉、小倉、紅煉、かぼち
ゃ、青えんどうの五種類をぜひ一度お試しください。
「小城羊羹・特製切り羊羹」
(https://www.muraoka-sohonpo.co.jp/page-html/osusume.php3?no=2006080105)
「水羊羹」
(https://www.muraoka-sohonpo.co.jp/page-html/osusume.php3?no=2006080103)
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★「肥前の菓子 シュガーロード長崎街道を行く」のご案内
弊店社長・村岡安廣の著作「肥前の菓子」が3月3日佐賀新聞より発売されまし
た。長崎街道は菓子の技術が伝わった道としても知られ、「シュガーロード」とも
呼ばれています。著者は研究のため、年月をかけて佐賀をはじめとする日本はもち
ろん、ポルトガル、スペイン、韓国、中国、タイなど多くの国々を訪れています。
この本は、その集大成ともいえます。ぜひご一読下さい。
価格1,000円(税込)
佐賀県内の書店、amazon、村岡総本舗直売店で販売しております。
メールでのご注文も受け付けております。お名前、ご住所、お電話番号、冊数をご
記入の上、下記までご連絡下さい。
(送料1冊210円、冊数により違ってきます。)
info@muraoka-sohonpo.co.jp
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★「お客様の広場」
今回もホームページ上よりお買い上げいただいたお客様と、店頭でアンケート
に答えていただいたお客様のご意見を掲載いたします。
ありがたいご意見を数多くいただき、本当に感謝いたしております。
ご協力ありがとうございました。
「9月18日さくら野仙台店九州展で挽茶ようかんを購入しました。まわりの
ざらっとした糖が昔ながらの素朴感があり、店員さんもやさしく丁寧に対応
していただきありがとうございました。」(仙台市・女性)
「佐賀の知人より『名物』と言われたので、佐賀にたまたま出張の折、買って
みました。大変おいしく、「どうせあまり食べないだろう」と一本しか買わ
なかった事を、少し悔やんでおります。次回は福岡に12月行った折に寄ら
せて頂きます。」(鹿児島市・宮路様)
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★今月の菓子
●「岩蔵」(いわくら)(季節の棹物)
もち米からできた道明寺粉のあっさりとした味わいと、大形の小豆の粒餡の
絶妙なハーモニーをお楽しみください。冷蔵庫で冷やすとひんやりとしてより
いっそうおいしくいただけます。
・定価1260円 (通信販売可) ・賞味期限 10日間
・販売期間 8月
(https://www.muraoka-sohonpo.co.jp/page-html/osusume.php3?no=2006080101)
●「茶神物語・夏」
百年を超える羊羹作りの伝統を活かした「水ようかん」と寒天を使用した発
売十八年を迎える夏の人気商品「祇園川」の詰め合わせです。「茶神物語」
(脊振の翁物語)とは「雨月物語」で知られる上田秋成が書いた日本の茶発
祥の地佐賀県脊振山を舞台とした幻想的なお話です。
3257円では従来品より1個増量した12個詰、5305円では2個増量した20個詰の
サービスを行っています。そのかわり水ようかんを全部小倉にするなどの詰
め替えのサービスはお受けできませんのであらかじめご了承下さい。
・定価 3257円、5305円(箱代200円)(通信販売可)
・賞味期限「祇園川」は45~150日間、水ようかんは90日間
・販売期間 5月~8月
(https://www.muraoka-sohonpo.co.jp/page-html/osusume.php3?no=2006080102)
・「水羊羹」のみのお買い求めはこちらからどうぞ
(https://www.muraoka-sohonpo.co.jp/page-html/osusume.php3?no=2006080103)
・「祇園川」のみのお買い求めはこちらからどうぞ
(https://www.muraoka-sohonpo.co.jp/page-html/osusume.php3?no=2006080104)
●「水まんじゅう」(季節の朝生)
ひんやりとしてとろっととろけるこの時期にぴったりのお菓子です.
冷やしてお召し上がりください.
・定価315円 (六個入り)(通信販売不可)
・賞味期限 3日間
・販売期間 5~8月
●「花桔梗」(上生菓子)
秋の七草の一つである桔梗は早い所では初夏の頃から咲き始めます。清楚で
気品がある花として人々に好まれています。白餡を紫に染めて包み桔梗の花の
形を表現しました。
・定価210円 (通信販売不可)
・賞味期限 当日限り
・販売期間 8月
商品のご注文、お問い合わせは下記の方までお願いいたします。
また、これらの商品がない店舗も一部ございますのでご了承ください。
ホームページ https://www.muraoka-sohonpo.co.jp
mail info@muraoka-sohonpo.co.jp
フリーダイアル 0120-35-8057(午前8時~午後8時)
FAX 0952-37-3191
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★ 最近取り上げていただいたテレビ、雑誌等
・KKベストセラーズ発行のレジャー情報誌『一個人』特集に、村岡総本舗の
特製切り羊羹も優秀手土産として収載されました。
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★直営店での催し物の御案内
8月26日(土) 小城駅前店感謝祭(午前9時~午後8時)
・ご案内封筒をお持ちの方、または受付でご記名の方に小さくても本格的で賞
味期間も長い小型小城羊羹(三本入り)の進呈
・自家製あんを使った「氷あずき」の無料サービス
・「特製切り羊羹」の実演販売(午前十時・午後三時)
・1050円以上お買い上げのお客様に金券の進呈
・季節の棹物「白坂」、生菓子「葛まんじゅう」等販売
・小倉の餡に栗が入った「栗羊羹」をはじめ色々なご試食を用意いたしておりま
す。
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★江里山棚田祭り写真コンテストのご案内
9月なりますと本店がございます小城町の江里山の棚田が彼岸花によって赤くい
ろどられます。そこで、弊店の小城中央店では、写真コンテストを行います。
「江里山の棚田と彼岸花が写っている写真」ということが条件です。
大賞(一名) 丹波大納言製羊羹(木箱詰 5250円相当)
入賞(若干名)作品を伸ばしたものを額に入れて差し上げます。
応募方法 写真(Lサイズ)を同封の上、下記まで郵送下さい。
〒845-0001
佐賀市高木瀬町東高木221-1
村岡総本舗
「江里山棚田祭り写真コンテスト係」
※写真の返却は行いませんのであらかじめご了承下さい。
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★ 各地催し物の御案内
「特製切り羊羹」、「とら焼き宗歓」、「丸ぼうろ」、「極上羊羹 心・愛・和」
をお持ちする予定です。
・8月16日~8月21日 新宿伊勢丹 (TEL 03-3352-1111)
・8月23日~8月28日 松戸伊勢丹 (TEL 047-364-1111)
・8月30日~9月 4日 浦和伊勢丹 (TEL 048-834-1111)
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★とらやき宗歓アンケート7月の当選者
直営店や東京、大阪での催し物でお買い上げいただいたお客様に差し上げている
アンケートはがきの当選結果です。今回も7月31日までにホームページでお買い
上げになられ、アンケートに答えられた方も対象とさせていただきました。
「とらやき宗歓」(945円相当分)を10名様にプレゼントさせていただきます。
おめでとうございます。
佐藤 信子様 (別府市) 岡田 和子様 (前原市)
斉藤 千春様 (筑紫野市) 原 理恵様 (福岡市)
吉田 真理子様(仙台市) 高祖 由美様 (上益城郡)
中野 和子様 (長崎市) 小嶋 ツネ子様(唐津市)
宮路 雅丈山様(鹿児島市) 水野 等様 (福岡市)
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★ お願い
おかげさまで「村岡総本舗便り」は登録者数が約2000名となりました。
また、店舗でお渡ししている「ダイジェスト版」のほうも7月は約14900名の方に
お渡しができ、本当にありがたく存じます。一人でも多くの方に和菓子のすばら
しさを知っていただければと思っておりますので、和菓子にご興味がある方には
ぜひ下記のアドレスをお知らせください。
すぐにご登録いただけます。
https://www.muraoka-sohonpo.co.jp/page-html/osusume.php3?no=mmag
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★福岡空港をご利用の皆様へ
「福岡空港では村岡総本舗の商品は置いてないのですか?」との質問がたま
にございます。福岡空港では第一ターミナル、第二ターミナル2階の岩田屋
で「極上羊羹(1本2100円)・特製羊羹(1本 1050円)・小型小城羊羹
(10本入り1050円)(価格はすべて税込みです)がお買い求めになれます。
種類は少ないのですが、「極上羊羹」は特に贈り物で喜ばれる商品ですので、
お買い忘れの際などにぜひお買い求めください。
販売店は下記を御参照ください
第二ターミナル
(http://www.fuk-ab.co.jp/CC/iwataya_b_2_2_1.html)
第一ターミナル
(http://www.fuk-ab.co.jp/CC/iwataya_b_1_2.html)
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◆村岡総本舗だより◆
編集・構成:村岡総本舗企画室長 村岡由隆
提供・発行:(株)村岡総本舗https://www.muraoka-sohonpo.co.jp
本店・羊羹資料館 佐賀県小城市小城町861
0120-35-8057
FAX 0952-37-3191
※本誌に関する御意見・御感想・などのお問い合わせ先
info@muraoka-sohonpo.co.jp
※当メールマガジンに掲載された記事を使用される場合は、メールにて一言お
申し付けください。
※本誌のご解約は、「メールマガジン不要」と書いてinfo@muraoka-sohonpo.co.jpまで
お送り頂くか、ホームページ(https://www.muraoka-sohonpo.co.jp)にて解約して頂
きますようお願い致します。