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◆村岡総本舗だより◆
2005年 9月号 No.48
毎月一回発行の和菓子の情報誌です。一人でも多くの方に和菓子の持つ季節感
やすばらしさを知っていただければ幸いです。
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こんにちは。村岡総本舗だより編集長の村岡です。
朝晩だいぶすずしくなり、せみの声からコオロギなどの秋の虫の音が聞こえて
まいりました。皆さまはいかがお過ごしでしょうか。
村岡総本舗の売り場や広告も、水ようかんや寒天を使用した和風ゼリーの
「祇園川」から、「栗羊羹」「麦と栗」などの栗を使った秋らしい菓子に変わり
つつあります。
お月見やお彼岸といった9月の行事も月見団子、おはぎと和菓子に関係があり、
季節感のある習わしであり、ありがたいことだとつくづく思います。
今回も「村岡総本舗だより」の読者の特典としまして、「村岡総本舗だより」の
一枚目をプリントアウトして直売店にもって来ていただいた方に、100円前後の
商品を1個プレゼントします。「村岡総本舗だよりを持ってきました」と販売員
に渡していただきますよう、お願いいたします。
期限は9月1日~9月30日までです(感謝祭の日は除く)。ささやかなプレ
ゼントですが、ぜひご活用ください。
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目次
・特集「関東風と関西風の羊羹について」
・「お客様の広場」
・今月の菓子
・最近取り上げていただいたテレビ、雑誌等
・直営店での催し物の御案内
・各地催し物の御案内
・「とらやき宗歓」アンケート8月の当選者発表
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★ 特集「関東風と関西風の羊羹について」
うどんやそばでは、よく「関東風」「関西風」と言う言葉を聞きますが、和菓子
ではあまり聞かないように感じます。
しかし、確かに違いはあるようで、特に羊羹に関しては強いようです。
関東では、黒砂糖やきび砂糖が効いている、こくのある羊羹が好まれるのに比べ、
関西では、あっさりとした後味の良い羊羹が一般的に好まれるようです。
小豆の面でも、たとえば白小豆は、すっきりとした味わいの大変高価な小豆な
のですが、関西では多くの方に評価されるのに比べ、関東ではあまり評価されて
いないように思われます。
村岡総本舗の羊羹は関西風で、あっさりとした後味のよさを追求しております。
関西風の味の究極が、白小豆を使用した、紅煉(べにねり)の各種の羊羹であり、
一番人気の商品です。
関東の方には「本煉」や「小倉」をおすすめしております。関東風と比べると
どうしても黒砂糖やきび砂糖のこくはありませんが、その分小豆の味が楽しんで
いただけるものと思っております。
また、「きび砂糖」を使用した羊羹は、関東風の羊羹を食べなれている方には
好まれる可能性が大きいと思われます。
店頭ではご試食を行なっておりますのでお立ち寄りの際はぜひ御活用ください。
村岡総本舗羊羹資料館にこられる方のアンケートでは、「羊羹は苦手だったけ
ど、ここの羊羹は食べられる」といったご意見を小さいお子様から、ご年配の方
までいただきます。
これは、「今までは関東風の羊羹しか食べていなかったが、関西風の羊羹は食
べることができた」という可能性が大きいと思います。こういう方は、日本全国
に多くいらっしゃると思われます。
逆に関東風の羊羹がお好きな方からは、「あっさりしていて物足りない」といわ
れることもあり、関西風が好みでない方もいらっしゃいます。
関東風、関西風のどちらがおいしいかではなく、使い分けていただいて、もっ
と羊羹を楽しんでいただければと希望いたしております。
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★「お客様の広場」
今回もホームページ上よりお買い上げいただいたお客様と、店頭でアンケート
に答えていただいたお客様のご意見を掲載いたします。
ありがたいご意見を数多くいただき、本当に感謝いたしております。
ご協力ありがとうございました。
小さい頃から父が佐賀に行くと、小城羊カンを買ってきてくれていました。とら
焼きとの出会いはここ7,8年前で当時は村岡総本舗さんのとは知らず、よく買っ
ていました。今は大ファンで福岡博多駅でよく利用しています。(山口県・女性)
小城羊羹を初めて喰べたのは21才の時でした。それから77才の今日まで羊羹
は村岡の小城羊羹と心に決めて、東京デパートでの発売日を毎回欠かさず楽しみ
に出向いています。(東京都・池田様)
ここ最近、和菓子はスーパーで買うことが多かったのですが、子供達に本物の味
を知ってもらうのも教育(?)のひとつと考え、来店しました。店員さんの接客態
度もとても良く、家に帰ってお菓子をいただく時も、それを思い出し、おいしく
いただきました。(佐賀市・女性)
一年前、子供のいる家庭にもっていきましたが、けんかしていましたのに、ここ
のお菓子を母親にもらって仲直りしました。親に感謝されました。
(佐賀市・女性)
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★今月の菓子
●「白坂」(しらさか)(季節の棹物)(栗入り薯蕷羹)
秋にふさわしい栗入りの薯蕷(じょうよ=山芋)羹です。
かるかんよりもしっとりとしておいしいと人気があります。
山芋のやさしい味わいと栗の小気味いい歯ざわりをお楽しみください。
・定価 1260円 (通信販売可) ・賞味期限 10日間
・販売期間 9月
(https://www.muraoka-sohonpo.co.jp/page-html/osusume.php3?no=2005090101)
●「栗羊羹」
小倉餡と栗の組み合わせが絶妙の味わいを引き出しました。普通はこしあんの
羊羹に栗が入ったものが多いので、全国的に見ても珍しい栗羊羹です。賞味期
間が長いため、敬老の日のプレゼントにも重宝されています。
・定価 1365円 (通信販売可) ・賞味期間 180日間
・販売期間 通年
(https://www.muraoka-sohonpo.co.jp/page-html/osusume.php3?no=2005090102)
●「麦と栗」
麦こがしの香ばしさと大手亡餡の淡白なおいしさ、大きな一粒栗の食べごたえが
楽しめるぜいたくな一品です。
・ 定価 158円(通信販売不可) ・賞味期間5日間
・ 販売期間 9月~5月
●「月見だんご」(季節の朝生)
くしに黄色と白の団子が刺さった見た目にもかわいい菓子です。
お月見の時期に特に人気が高く、福岡店のイベントでは毎回売り切れています。
・定価 105円 (通信販売不可) ・賞味期限 当日限り
・販売期間 9月
●「萩の露」(上生菓子)
秋の七草の一つである萩に露が降りかかっている様子を、きんとんとこはく羹
で表現した、季節感あふれる上生菓子です。
・定価 210円 (通信販売不可) ・賞味期限 当日限り
・販売期間 9月
商品のご注文、お問い合わせは下記の方までお願いいたします。
また、これらの商品がない店舗も一部ございますのでご了承ください。
ホームページ https://www.muraoka-sohonpo.co.jp
mail info@muraoka-sohonpo.co.jp
フリーダイアル 0120-35-8057(午前8時~午後8時)
FAX 0952-37-3191
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★ 最近取り上げていただいたテレビ、雑誌等
・佐賀広告協会主催の第二十六回佐賀広告賞の審査会が佐賀新聞社で開かれ、
村岡総本舗のテレビコマーシャル『材料と技』改訂篇が、テレビ部門の
奨励賞に決まり、七月二十九日付佐賀新聞に報道されました。
・佐賀新聞八月十七日付生活欄、寒天ブームの記事に、村岡総本舗の夏菓子
『祇園川』も紹介されました。
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★直営店での催し物の御案内
9月 2日(金) 唐津店感謝祭
9月 9日(金) 佐賀駅北口店感謝祭
9月16日(金)17日(土)18日(日) 福岡店お月見会
9月24日(土) 小城中央店栗菓子祭り
・ご案内封筒をお持ちの方、または受付でご記名の方に記念品の進呈
(小城中央店では、栗菓子祭りの為「麦と栗」「栗三笠」を進呈)
・唐津店では、自家製あんを使った「氷あずき」の無料サービス
・季節の棹物「白坂」、生菓子「栗大福」等販売
(小城中央店では、「栗きんとん羊羹」等の季節限定のものを含めた栗菓子の
試食・販売)
・普段は味わえない切り立てのやわらかい羊羹が楽しめる「特製切り羊羹」の
実演販売(午前10時・午後3時)(小城中央店のみ午前11時・午後2時)
・小城中央店では、初めての方の為の簡単なお抹茶の飲み方の無料講習
(午前10時・午後3時)
・佐賀駅北口店・福岡店では、店内商品1050円以上お買い上げのお客様に金券の進呈
・佐賀駅北口店・福岡店・小城中央店では、村岡特製栗羊羹と抹茶の無料ご試食
・佐賀駅北口店では、酒種あんぱんを半額にて特別販売
・小倉の餡に栗が入った「栗羊羹」をはじめ色々なご試食
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★ 「特製切り羊羹」実演販売
外側にシャリ感があり中は柔らかい、生菓子感覚の羊羹である「特製切り羊羹」
の実演販売です。切りたての羊羹は普通の羊羹よりもみずみずしく独特の味わい
です。これは、予約注文の「流し箱羊羹」(3045円)でのみ味わえる感覚ですの
で、ぜひお試しください。
・9月 7日~9月13日 鹿児島山形屋
・9月23日 長崎浜屋
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★ 各地催し物の御案内
「特製切り羊羹」、「栗羊羹」、「とら焼き宗歓」、「丸ぼうろ」、「極上羊羹
心・愛・和」 をお持ちする予定です。
・9月 6日~9月11日 名古屋三越
・9月 7日~9月12日 玉川高島屋
・9月 8日~9月14日 東急東横店
・9月14日~9月19日 さくら野百貨店
・9月21日~9月26日 柏高島屋
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★とらやき宗歓アンケート8月の当選者
直営店や東京、大阪での催し物でお買い上げいただいたお客様に差し上げている
アンケートはがきの当選結果です。今回も7月31日までにホームページでお買い
上げになられ、アンケートに答えられた方も対象とさせていただきました。
「とらやき宗歓」(945円相当分)を10名様にプレゼントさせていただきます。
おめでとうございます。
林道子様(東京都) 久保山厚子様(福岡市)
田北勇様(春日市) 松尾香菜美様(萩市)
鷲本章様(奈良県) 中島真由美様(佐賀市)
池田萬様(東京都) 中島節子様 (佐賀市)
刎勘助様(うきは市)喜庄千鶴様 (福岡市)
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★ お願い
おかげさまで「村岡総本舗便り」は登録者数が約2000名となりました。
また、店舗でお渡ししている「ダイジェスト版」のほうも8月は約14750名の方に
お渡しができ、本当にありがたく存じます。一人でも多くの方に和菓子のすばら
しさを知っていただければと思っておりますので、和菓子にご興味がある方には
ぜひ下記のアドレスをお知らせください。
すぐにご登録いただけます。
https://www.muraoka-sohonpo.co.jp/page-html/osusume.php3?no=mmag
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★福岡空港をご利用の皆様へ
「福岡空港では村岡総本舗の商品は置いてないのですか?」との質問がたま
にございます。福岡空港では第一ターミナル、第二ターミナル2階の岩田屋
で「極上羊羹(1本2100円)・特製羊羹(1本 1050円)・小型小城羊羹
(10本入り1050円)(価格はすべて税込みです)がお買い求めになれます。
種類は少ないのですが、「極上羊羹」は特に贈り物で喜ばれる商品ですので、
お買い忘れの際などにぜひお買い求めください。
販売店は下記を御参照ください
第二ターミナル
(http://www.fuk-ab.co.jp/CC/iwataya_b_2_2_1.html)
第一ターミナル
(http://www.fuk-ab.co.jp/CC/iwataya_b_1_2.html)
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◆村岡総本舗だより◆
編集・構成:村岡総本舗企画室長 村岡由隆
提供・発行:(株)村岡総本舗https://www.muraoka-sohonpo.co.jp
本店・羊羹資料館 佐賀県小城市小城町861
TEL 0952-37-3173(代)
0120-35-8057
FAX 0952-37-3191
※本誌に関する御意見・御感想・などのお問い合わせ先
info@muraoka-sohonpo.co.jp
※当メールマガジンに掲載された記事を使用される場合は、メールにて一言お
申し付けください。
※本誌のご解約は、「メールマガジン不要」と書いてinfo@muraoka-sohonpo.co.jpまで
お送り頂くか、ホームページ(https://www.muraoka-sohonpo.co.jp)にて解約して頂
きますようお願い致します。