創業明治32年 (1899年) 小城羊羹初祖 村岡総本舗

村岡総本舗だより7月号34号

アイキャッチ画像 メールマガジン

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
◆村岡総本舗だより◆
2004年7月1日 第34号

毎月一回発行の和菓子の情報誌です。一人でも多くの方に和菓子の持つ季節感
やすばらしさを知っていただければ幸いです。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
こんにちは。
「村岡総本舗だより」編集長の村岡です。

 先日、フジテレビ系列で放送されています「トリビアの泉」で、「一握の砂」
などで有名な詩人の石川啄木が女性と思って詩の添削をしたところ、実は男性
だったという話があっていました。そのことがばれて、男性はお詫びの品とし
てゆず羊羹を送り、和解をし、正式に教えていただくようになったそうです。

 話し自体は滑稽ですが、「気持ちを伝える」ことに羊羹や菓子を贈るという
ことは、今も昔も変わらないのだなあと思いました。

 これからお中元のシーズンになりますが、皆様のお役に立てるように従業員
一同親身になって御相談に応じたいと思っております。

 特に「すぐに食べられる方なのかどうか」や味の好みなど、先様の御都合で
おすすめの品も変わってくると思いますので、そのあたりをお話しいただける
と幸いです。

 また、「お中元のしおり」も御用意してお待ちしております。
遠方のお客様でまだ、お手元に無い方は、お名前、郵便番号、住所、電話番号
をお書きの上、件名「お中元のしおり希望」で下記のメールアドレスまでご連
絡ください。
 
 info@muraoka-sohonpo.co.jp
     
 今回も「村岡総本舗だより」の読者の特典といたしまして、「村岡総本舗だ
より」の一枚目をプリントアウトして直売店にもって来ていただいた方に、100
円前後の商品を1個プレゼントします。「村岡総本舗だよりを持ってきました」
と販売員に渡していただきますよう、お願いいたします。

 期限は7月1日~7月31日です(感謝祭の日は除く)。ささやかなプレゼント
ですが、ぜひご活用ください。
===================================
目次
・特集「羊羹・菓子へのこだわり」
・「お客様の広場」
・今月の菓子
・最近取り上げていただいたテレビ、雑誌等
・直営店での催し物の御案内
・各地催し物の御案内
・「とらやき宗歓」アンケート6月の当選者発表
===================================
★ 特集「羊羹・菓子へのこだわり」

 村岡総本舗の羊羹・菓子は、何に一番こだわっているかというとやはり「食
べてみておいしいかどうか」だと思います。羊羹や肥前の菓子についての歴史
の研究や、パッケージに鍋島更紗の物を使うことなど味以外にもこだわりはあ
りますが、やはり食べてみておいしいということが一番だと思います。

 ただ、「おいしい」のではなく、「食べてみて」というのを付け加えたのには
理由があります。
 
 たとえば、和三盆糖という四国で取れる砂糖があります。伝統的な製法で手
間ひまかけて作られるため、砂糖の中では大変高価で、食べると口どけが良く
自然な甘みが広がります。しかし「羊羹に使っても熱で風味が飛ぶので意味が
無い」という考え方があります。

 村岡総本舗では、和三盆を入れたものと入れてないものを試作し、食べ比べ
てみたところ、やはり和三盆を入りのものがおいしいということで、極上羊羹
や丹波製羊羹、小城の朔(ついたち)羊羹には使用しており、好評を得ていま
す。

 佐賀県人の特徴といわれている「口下手」なせいか、このなぜおいしいのか
が頭の中では分かっていても、みなさんにうまくお伝えできていないところが
あるようです。

 理論よりも「食べてみておいしいと感じるほう」を優先し、その経験の積み
重ねが今のおいしさにつながっていると思います。

 最近では祇園川のタピオカ羹が去年よりもすっきりとした甘さになりました。
       
 また、「唐いも」というサツマイモに似せた菓子も、シナモンを以前より控
えめにし、いも餡の風味がより感じられる味になったと思います。
 
 これからも、改良改善を継続し、皆様に喜んでいただけるような羊羹、菓子
にしていきたいと思っております。

・極上羊羹「心・愛・和」
(https://www.muraoka-sohonpo.co.jp/page-html/osusume.php3?no=2004070101)
・丹波製羊羹
(https://www.muraoka-sohonpo.co.jp/page-html/osusume.php3?no=2004070102)
・小城の朔(ついたち)羊羹
 年に六回のみの製造です。6月29日製造、7月11日までの賞味期間で若干在庫
 がございますので、御希望の方は、下記のホームページでご覧いただき、お
 早めに御注文ください。
(https://www.muraoka-sohonpo.co.jp/page-html/osusume.php3?no=2004070103)
・唐いも
 定価74円(通信販売可)賞味期間12日間 ・販売期間 通年
 ホームページには載っていませんので、メールにて御注文ください。
・祇園川 タピオカ羹
(https://www.muraoka-sohonpo.co.jp/page-html/osusume.php3?no=2004070104) 
===================================
★「お客様の広場」

 今回もホームページ上よりお買い上げいただいたお客様と、店頭でアンケート
に答えていただいたお客様のご意見を掲載いたします。     
                  
ありがたいご意見が多く、本当に感謝しております。
ご協力ありがとうございました。

「3年前に玉川高島屋の味百選で、とら焼き宗歓に出会ってから、毎年楽しみに
 しています。皮はしっとり、あんは豆の味がしてとてもおいしいし、色あいが
 とてもきれいで、食べて楽しく、幸せになります。」(神奈川県・女性)
「小城羊羹の大ファンで、毎年横浜高島屋に出店される時は必ず買っています。
 今年も、メールマガジンでご案内してくださったおかげで買いのがさずに無事
 買えました。黒糖がなかったのが残念。次回はぜひ黒糖も持ってきてほしい
 です。」(横浜市・女性)
「はじめてお便りします。昔ながらの羊羹、新聞で知りぜひ食べたいと思い、村
 岡さんのホ-ムペ-ジ探し出しすぐ注文しました。すぐにリプライ(確認メ-ル)
 がきて、その後電話にて発送日の確認と、丁寧な対応に感心しました。懐かし
 い、素朴な味であっという間に食べてしまいました。和菓子大好き、特に羊羹
 が好きなので、今日は特製羊羹(日持ちする方)を注文しました。楽しみです。」
 (東京都・3人子育て中の働く母様)
「はじめまして。私は小城羊羹が大好きです。やっぱり、外側の砂糖がさくっと
 中はしっとり。初めて佐賀へ旅行へ行ったときに買ってからの大ファンです。
 これからも利用させていただきます。」(大阪府・冨田様)
「女性の多い職場なので、時々、甘いお茶菓子を持ってゆきます。読売新聞の夕
 刊に、村岡総本舗の羊羹の記事が載っていたので、早速インターネットで取り
 寄せ、職場に持ってゆきました。極上羊羹を二本奮発しました。評判は、上々、
 上品な甘さでおいしいと、口をそろえて褒めてくれました。私は、鼻高々。
 【あら、佐賀県の、小城羊羹て有名なのよ】と、話す人もあり、【知る人ぞ知
 る名品】なのだな、と感心。私も、もちろん羊羹の味に大満足しました。これ
 から【ながーいお付き合い】になりそうな予感がしました。」
(神奈川県・本多様)
「家族が丸ぼうろが好きで 近くで手軽に購入できるお店がない為インターネット
 で注文を致しました。同時に とら焼き宗歓、栗どら焼を購入いたしました。
 お味はとても美味しく生地の柔らかさにとても驚き、家族みんなとても気に入り
 ました。また 白インゲンを使った紅餡は口の中でとろけるようでした。知人に
 紹介したい一品となりました。」(東京都・女性)
「いただいた「小城羊羹」がとてもおいしくて取り寄せし、お店お勧めの「とらや
 き宗歓」も後味すっきりとした甘さで、知人に「どこで売っているか教えて!」
 「あんこが変わっていておいしかったです(*_*)」と、評判は上々で私もうれし
 くなりました。」(群馬県・女性)
===================================
★今月の菓子

●「朝霧」(あさぎり)(季節の棹物)  
 普通の水ようかんとは一味違う煉りが控えめで葛を使用した水ようかんです.
独特のやわらかさと、とろけ具合をご堪能ください.
賞味期間が短いですので、普通の水羊羹と使い分けていただければと思います。
※ 賞味期限が短いですので、通信販売は行わず、今回は紹介のみとさせていただ
  きます。
  ・定価1260円 (通信販売不可)
・賞味期限 5日間
・販売期間 7月

●「茶神物語・夏」
 夏の暑い中で飲む熱いお茶や冷たい麦茶に合う、ひんやりとしておいしい「水よう
かん」と「琥珀羹祇園川」を両方楽しめる詰め合わせをご用意致しました。
「茶神物語」(脊振の翁物語)とは「雨月物語」で知られる上田秋成が著わした佐賀
県脊振山を舞台とした幻想的なお話です。
3465円では従来品より水ようかんを1個増量した16個詰、5355円では2個増量した
26個詰のサービスを行っています。そのかわり水ようかんを全部小倉にするなどの
詰め替えのサービスはお受けできませんのであらかじめご了承下さい。
・定価 3465円、5355円(通信販売可)
・賞味期限「祇園川」は150日間、水ようかんは90日間
・販売期間 6月~8月
(https://www.muraoka-sohonpo.co.jp/page-html/osusume.php3?no=2004070105)
※ 水ようかんのみの販売はこちらからどうぞ
(https://www.muraoka-sohonpo.co.jp/page-html/osusume.php3?no=2004070106)
※祇園川のみの販売はこちらからどうぞ
(https://www.muraoka-sohonpo.co.jp/page-html/osusume.php3?no=2004070104)

●「水まんじゅう」(季節の朝生)
 ひんやりとしてとろっととろけるこの時期にぴったりのお菓子です.
冷やしてお召し上がりください.
・定価315円 (六個入り)(通信販売不可)
・賞味期限 2日間
・販売期間 5~8月

●「朝の露」(上生菓子)
 紅色にぼかした練切で白餡を包み朝顔の形にして露に見立てた寒天をつけ夏の
朝のすがすがしさを表現しました。
・定価210円 (通信販売不可)
・賞味期限 当日限り
・販売期間 7月

商品のご注文、お問い合わせは下記の方までお願いいたします。
また、これらの商品がない店舗も一部ございますのでご了承ください。
ホームページ https://www.muraoka-sohonpo.co.jp
mail   info@muraoka-sohonpo.co.jp
フリーダイアル 0120-35-8057(午前8時~午後8時)
FAX 0952-37-3191
====================================
★ 最近取り上げていただいたテレビ、雑誌等

・小城町立岩松小学校の児童たちとの交流のために来日したアメリカの小学生の
 子供たちが6月9日、村岡総本舗羊羹資料館を見学、切り立ての羊羹と抹茶のも
 てなしを受け、大喜びしました。
・京都佐賀県人会発行の会報『かちがらす』第39号に『京都高麗美術館と佐賀の
 餅文化』と題して村岡社長の随筆が掲載されました。
・テレビ朝日系列番組・土曜ワイド劇場『和菓子連続殺人事件-甘くなるまで待
 って(仮題)』のロケーションが、5月25日から6月6日まで、村岡総本舗を中心
 に佐賀県内で行われ、同ドラマヒロインの女優高橋由美子さんや葛山信吾さん
 ら主要出演者が熱演、そして永野光教小城工場長が羊羹を製造する場面、大蔵
 登一佐賀工場製菓課長が上生菓子をつくるシーンなども収録撮影されました。
 放映は平成17年1月ごろの予定です。
・名古屋タイムズ6月22日付コラム『志賀内氏がいく』に、とら焼き宗歓が“ど
 ら焼き界の王様”として紹介され、「それはどこにでもある代物とは訳が違っ
 た。初体験のおいしさ。しっとりとした生地に、舌触り絶妙の紅あん」と絶賛
 されています。
・ 佐賀県発行の『県民だより』7月号に、そのほど村岡総本舗などで行われたテ
 レビドラマ・ロケーションの紹介があり、撮影協力した地元民の声として永野
 光教小城工場長の談話が載せられています。「俳優さんは皆気さくで、とても
 優しく接してくださいました。スタッフの皆さんに色々お菓子を試食していた
 だいたんですが、監督さんは甘党で特に喜ばれていましたね(笑)」
====================================
★直営店での催し物の御案内

● 7月 1日~15日  水ようかんご試食キャンペーン
  7月 3日・ 4日 有田店7周年祭
7月10日・11日  佐賀総本店夏の感謝祭
  7月17日・18日  小城中央店37周年祭
  7月24日    白石店感謝祭  

・ ご案内封筒をお持ちの方、または受付でご記名の方に、記念品の進呈
・ 季節の棹物「朝霧」、生菓子「葛まんじゅう」等販売
・ 普段お出ししていない琥珀羹「祇園川」の特別無料ご試食
・ 店内商品1050円以上お買い上げのお客様に金券の進呈
・ 自家製あんを使った「氷あずき」の無料サービス
・ 普段は味わえない切り立てのやわらかい羊羹が楽しめる特製切り羊羹実演販売 
 (午前十時・午後三時)
=====================================
★ 「特製切り羊羹」実演販売

外側がシャリシャリしていて中は柔らかい、生菓子感覚の羊羹である「特製切り
羊羹」の実演販売です。切りたての羊羹は普通の羊羹よりもみずみずしく独特の
味わいです。これは、予約注文の「流し箱羊羹」(2900円)でのみ味わえる感覚
ですので、ぜひお試しください。

・7月1日~7月3日 久留米井筒屋
・7月1日~7月7日 佐世保玉屋
・7月7日~7月11日 熊本阪神
=====================================
★とらやき宗歓アンケート6月の当選者

直営店や東京、大阪での催し物でお買い上げいただいたお客様に差し上げている
アンケートはがきの当選結果です。今回も5月31日までにホームページでお買い上
げになられ、アンケートに答えられた方も対象とさせていただきました。
「とらやき宗歓」(945円相当分)を10名様にプレゼントさせていただきます。
おめでとうございます。

横山まり様(川崎市) 荒井里江様(横浜市)
武藤恒子様(横浜市) 斉藤隆雄様(枚方市)
市川明代様(大分市) 是枝美雪様(東京都)
冨田久美様(大阪府) 本多茂樹様(神奈川県)
藤亜希子様(東京都) 品田幸子様(群馬県)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
★ お願い

おかげさまで「村岡総本舗便り」は登録者数が約1700名となりました。(2月末
時点)また、店舗でお渡ししている「ダイジェスト版」のほうも6月は約14000名
の方にお渡しができ、本当にありがたく存じます。一人でも多くの方に和菓子の
すばらしさを知っていただければと思っておりますので、和菓子にご興味がある
方にはぜひ下記のアドレスをお知らせください。

すぐにご登録いただけます。
 https://www.muraoka-sohonpo.co.jp/page-html/osusume.php3?no=mmag 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
★福岡空港をお使いの皆様へ

「福岡空港では村岡総本舗の商品は置いてないのですか?」との質問がたま
にございます。福岡空港では第一ターミナル、第二ターミナル2階の岩田屋で
「極上羊羹(1本2100円)・特製羊羹(1本 1050円)・小型小城羊羹
(10本入り1050円)(価格はすべて税込みです)がお買い求めになれます。
種類は少ないのですが、「極上羊羹」は特に贈り物で喜ばれる商品ですので、
お買い忘れの際などにぜひお買い求めください。

販売店は下記を御参照ください
第二ターミナル
(http://www.fuk-ab.co.jp/CC/iwataya_b_2_2_1.html)
第一ターミナル
(http://www.fuk-ab.co.jp/CC/iwataya_b_1_2.html)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
◆村岡総本舗だより◆
編集・構成:村岡総本舗企画室長  村岡由隆
提供・発行:(株)村岡総本舗https://www.muraoka-sohonpo.co.jp
本店・羊羹資料館 佐賀県小城町861 
     

     TEL 0952-37-3173(代)
     0120-35-8057
     FAX 0952-37-3191

※本誌に関する御意見・御感想・などのお問い合わせ先
     info@muraoka-sohonpo.co.jp
※当メールマガジンに掲載された記事を使用なさる場合は、メールにて一言お
 申し付けください。
※本誌のご解約は、「メールマガジン不要」と書いてinfo@muraoka-sohonpo.co.jpまでお
送り頂くか、ホームページ(https://www.muraoka-sohonpo.co.jp)にて解約して頂きま
すようお願い致します。

このエラーメッセージは WordPress の管理者にだけ表示されます

エラー: アカウントに接続できません。

アカウントを接続するには、Instagram Feed の設定ページに移動してください。