創業明治32年 (1899年) 小城羊羹初祖 村岡総本舗

村岡総本舗だより6月号9号

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◆村岡総本舗だより◆
    2002年6月1日 第9号
このメールマガジンでは、今月のおすすめの羊羹、和菓子について詳しくお伝え
いたします。
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こんにちは。
「村岡総本舗だより」編集長の村岡です。

おかげさまでなんとか「村岡総本舗だより」も9号を迎えることができました.
「9」という数字は中途半端と思われるかもしれませんが、実は羊羹と「9」の数字は
意外な関係があります.一説には羊羹のもとになったともいわれる中国の宋の時代の
料理「重陽こう」(ちょうようこう)はその名のとおり、重陽の節句である旧暦9月9
日の秋祭りに人をもてなすために作られた料理です。私の誕生日が9月9日ですので、
新暦と旧暦の違いがあれど、そういう日に生まれたことになにか親しみを覚えます.
また、現在の羊羹も人にふるまうという意味では似た感じがして、面白いですね.

これからもメールマガジンならびに村岡総本舗をよろしくお願いいたします.
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目次
・特集「羊羹茶会(2)」
・今月のお菓子
・「お客様の広場」
・直営店での催し物の御案内
・各地催し物の御案内
・「特製切り羊羹」実演販売
・「とらやき宗歓アンケート5月の当選者発表
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★特集「羊羹茶会(2)」

先月に引き続き3月に行われた3月31日に東京在住の福沢恵子様のお宅で行われた「羊
羹茶会」のご報告です。この記事を参考に、雨の多い梅雨の時期に、室内でお友達を
呼んでティーパーティーをなさるのも面白いかと思います.

まずは私の大学の先輩でもある武井憲治様より.

「三月の末日、お花見も兼ねた羊羹パーティーに参加した。残念なことに今年の異常
気象は、桜をとっくに散らし、葉桜としてしまったが、大変楽しいパーティーであっ
た。
当日は、小城から村岡総本舗の村岡社長とご子息も参加され、お持ちいただいた羊羹
を、総勢約10人で、羊羹の食べ比べという優雅な羊羹パーティとなった。
まず、羊羹の一般知識を深めるために、ご当主より羊羹の材料となる小豆、寒天、砂
糖についてお話を伺ったが、原材料に対するこだわりが感じられ、また買い付けの並
々ならぬご苦労を改めて認識した。
さて、いよいよ本題の羊羹をいただく段になって、「羊羹の切り方」が話題となった。
参加者のほぼ全員がこれまでは、食べやすいようにと、薄く切っていたと答えたとこ
ろ、村岡社長によれば、この切り方は、羊羹を口に入れたときの、羊羹の歯ごたえと
いうか食感を十分に味わえないものとなり、邪道とはいわないものの、せっかくの羊
羹の楽しみ方を殺ぐものとのお教えであった。
たしかに、食べ比べてみると羊羹それぞれに堅さが違い、歯ざわりというか噛んだと
きの感触に違いがあることに気づいた。もっとも、通常は一棹あるいは一口羊羹しか
食べないのだから比べようがないのであるが、
さらに、社長のお話は続く。この堅さは羊羹をどの程度練り上げるかで決まり、この
練りこそが羊羹を仕上げる上で一番神経を使うところでもあるとのことで、羊羹をお
作りになる立場からは、羊羹の味そのものに加えてこの練り具合も十分に賞味してほ
しいとのことであった。
そして、教えていただいた切り方で賞味した小城桜をイメージした羊羹と伝来の羊羹
何れもが、本当においしく、羊羹本来の味とともに食感にも満足した次第であった。
さて、皆さんは羊羹をどのように切っておられますか?
お勧めの切り方は、村岡総本舗のホームページにアクセスの上、確認してくださ
い。」
ホームページ上でと書かれていますが、ここでお答えさせていただきます.
武井様がおっしゃったとおり、羊羹の食感を考えますと、だいたい2.5センチ四方に
なるように切っていただくのが一番おいしいのではと考えています.店頭のご試食で
はそこまで大きく切っておだしすることはできませんが、ぜひ一度お試しください.

こちらもまた私の大学の先輩である日本経済新聞社・東京編集局生活情報部・記者・
猪瀬聖様のご意見です.猪瀬様は日経新聞夕刊の「ワーキングウーマン」というコラ
ムに斎藤聖美様と福沢慶子様に執筆を依頼されました。この縁で、この茶会が開かれ
たわけですので、私どもとしましても感謝しております.

「感想ですが、とてもよかったです.小城櫻はあっさりした甘さで大変おいしかった
です.羊羹のうんちくを語ってもらいながら羊羹をいただくのもおつなものですね.
強いていえば、やはり桜が満開のときに、桜の木の下でやればもっと雰囲気が出たと
思います.今年は桜の開花が異常に早かったのでやむを得ませんが。それから、お茶
といっしょにというのもいいのですが、「両党」使いの私としては、次回はアルコ-
ルとのマリアージュを是非、期待します.フレンチなどではコースの食事の最後に甘
いデザートが出てきますが、そのデザートにあわせる甘口のデザートワインというの
があります.羊羹にもきっと合うのではないでしょうか.」

デザートワインと羊羹とは考えたことはありませんでした.バランスのとれた糖分の
羊羹は二日酔いに効き目がありますので、そういう意味でもお酒と羊羹は組み合わせ
としては実はいいようです.

今回使用された羊羹と、ご紹介した羊羹
「小城櫻」
(https://www.muraoka-sohonpo.co.jp/page-html/osusume.php3?no=2002060101)
「丹波大納言製羊羹」
(https://www.muraoka-sohonpo.co.jp/page-html/osusume.php3?no=2002060102)

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★今月のお菓子

●「祇園川」(ぎおんがわ)(季節の棹物)
  蛍の名所でもある、本店前を流れる祇園川にちなむ琥珀羹(ゼリー)です大徳寺
納豆を蛍に見たてた涼感ある棹物です.
※「茶神物語・夏」に入っている一個200円の「祇園川」とはまた違うお味です.
  ・定価1000円 (通信販売可) ・賞味期限 10日間
・販売期間 6月
(https://www.muraoka-sohonpo.co.jp/page-html/osusume.php3?no=2002060103)

●「茶神物語・夏」
 夏の暑い中で飲む熱いお茶や冷たい麦茶に合う、ひんやりとしておいしい「水よう
かん」と「琥珀羹祇園川」を全種類楽しめるバランスの良い詰め合わせをご用意致し
ました。「茶神物語」(脊振の翁物語)とは「雨月物語」で知られる上田秋成が著わ
した佐賀県脊振山を舞台とした幻想的なお話です.
3000円では従来品より水ようかんを1個増量した15個詰、5000円では2個増量した26個
詰のサービスを行っています。そのかわり水ようかんを全部小倉にするなどの詰め替
えのサービスはお受けできませんのであらかじめご了承下さい。
・定価 3000円、5000円(箱代200円)(通信販売可)
  ・賞味期限「祇園川」は150日間、水ようかんは90日間
・販売期間 6月~8月
  (https://www.muraoka-sohonpo.co.jp/page-html/osusume.php3?no=2002060104)

●「葛まんじゅう」(季節の朝生)
 ひんやりとしてとろっととろけるこの時期にぴったりのお菓子です.
菓子には少量しか入っていませんが、葛は体にいい食材として見直されています.
・定価100円 (通信販売不可) ・賞味期限 2日間
・販売期間 6月

●「青梅 」(上生菓子)
 緑色に染めた煉り切り餡に中は蜜付けした青梅を包み、梅の形に整えた菓子です.
・定価180円 (通信販売不可) ・賞味期限 当日限り
・販売期間 5月

商品のご注文、お問い合わせは下記の方までお願いいたします。
また、これらの商品がない店舗も一部ございますのでご了承ください。
ホームページ https://www.muraoka-sohonpo.co.jp
mail info@muraoka-sohonpo.co.jp
フリーダイアル 0120-35-8057(午前8時~午後8時)
FAX 0952-37-3191
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★「お客様の広場」

 今回は4月29日までにホームページ上よりお買い上げいただいたお客様で、アン
ケートに答えていただいたお客様のご意見を掲載します.ご協力ありがとうございま
した、

「友人に佐賀出身の者がおりまして、おみやげとして頂いたのが御社の羊羹を知る
きっかけでした。以来機会がある毎に賞味させて頂いております。
今回インターネットでのショッピングを利用させていただき、丁寧かつ迅速な対応
に感謝いたしております。外側シャリシャリ・内側しっとりの羊羹が一番好きです。
が、どらやきにも心ひかれますネ。今後ともよろしくお願いいたします。」
(宮崎市・主婦)

「しつこい甘さではなく、しっとりと甘いお味が大好きです。そのせいで、一度に
たくさんいただけてしまい、食べすぎ、太りすぎになってしまうのが困りますが・
・・・細部に神経が行き届いていて、包装紙から箱まで、すべてセンスのよいデザ
インなので、お届け物として使うのに最高です。佐賀駅北口店で限定販売という、
アンパンを食べに佐賀まで出かけたいと思っています。そのうち実現させたい夢です。」
(東京都・斎藤様)

「昨年12月に佐賀に帰ったときに、佐賀駅前の貴店でみやげ物を買ったときのことを
時々思いおこします。礼儀正しい店員さん、感心して見ておりました。
このお店ならばと、2回ほど安心してメールで購入したのでした。
本日、貴社からのメールを拝見して、日本橋高島屋「大九州展」を見てきました。
HPに掲載していた「おぎおんさん」はありませんでしたが、他のを見せていただき、
若干求めました。早速、上品な味わいに舌が喜んでいましたね。
ホームページは時々拝見しますが、メールマガジンとともに楽しみにしています。
今後の案内もよろしくお願いいたします。」
(東京都・石松様)

「お値段がお手頃で、しかも1個からでも購入できるということで、学生の頃から、
友達とのお茶の時に、また、実家へのお土産に、現在ではお歳暮に至るまで利用させ
て頂きました。一家そろって甘党なので、味がなんともたまらないです。九州にいる
ときは、ちょこちょこ食べられましたが、関東に引っ越してからは、食べられないの
で残念です。また利用したいと思います。」
(横浜市・男性)

「私は、玉川高島屋で年一回ある味百選という催しで初めて口にする機会に恵まれま
した。その時は、バレンタインデーの贈り物を探している最中で、甘いものが苦手だ
が、和菓子の好きな相手へ試行錯誤しておりました。
その時に目に入ったのが「極上羊羹 心・愛・和」でした。名前も素敵な上に、
お店の方の親切な態度も重なり、迷わず購入いたしました。
自分の分として色々な種類を買い、おいしくて、あっという間に食べてしまいまし
た。
もちろん大事な人にもとても喜ばれました。 上品で飽きのこない味がとても気に
入っております。つい食べ過ぎてしまうのが・・・(笑)
これからも、味が変わることなく、いつまでも喜ばせてください」
(川崎市・佐藤様)

インターネットの販売でも「特製切り羊羹」の人気が高く,「とら焼宗歓」がその次
に続きます.テレビによる宣伝も行っていませんので,買った方からは満足して頂い
ていますが,まだまだ認知度が低い面もあります.まだのかたはぜひ一度お試しくだ
さい.

とら焼宗歓 (https://www.muraoka-sohonpo.co.jp/page-html/osusume.php3?no=2002060105)
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★直営店での催し物の御案内

●6月2日 佐賀空港店4周年祭
 6月8日、9日 鳥栖店5周年祭
6月15日 唐津中央店感謝祭
6月22日  白石店感謝祭

☆「佐賀空港店4周年祭」、「鳥栖店5周年祭」、「唐津中央店感謝祭」、「白石店感
謝祭」では次のよう
 なサービスを予定しております。
・ご案内の封筒をお持ちの方、または、その場で御記名の方に記念品の進呈
・季節の棹物「祇園川」(6月限定品)の販売
・生菓子「葛まんじゅう」(6月までの限定品)の販売
・普段は試食をおこなっていない一本二千円の極上羊羹「心・愛・和」の無料特別ご試
食。
・「鳥栖店」では1000円以上お買い上げの御客様に金券の進呈.
・「白石店」、「唐津中央店」では「特製切り羊羹実演販売」.
切り立ての羊羹のご試食が楽しめます.
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★各地催し物の御案内

「特製切り羊羹」、「とら焼き宗歓」、「丸ぼうろ」をお持ちする予定です。

・玉川高島屋 (大九州展) 5月29日~6月4日
・阪急梅田 (地下催事・試食販売)6月5日~11日
・鹿児島山形屋 (地下催事・試食販売)6月11日~17日
・大分トキハ   (地下催事・試食販売) 6月13日~18日  
・長崎浜屋 (地下催事・試食販売)6月18日~24日
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★「特製切り羊羹」実演販売

外側がシャリシャリしていて中は柔らかい、生菓子感覚の羊羹である「特製切り
羊羹」の実演販売です。箱に液状の羊羹を流し、固まった羊羹をデパートまでお
持ちし、その場で切ったものをお売り致します。

・黒崎井筒屋 6月25日
・小倉井筒屋 6月26日
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★とらやき宗歓アンケート5月の当選者

直営店や東京、大阪での催し物でお買い上げいただいたお客様に差し上げている
アンケートはがきの当選結果です。今回は4月30日までにホームページでお買い上げ
になられ、アンケートに答えられた方も対象とさせていただきました.
10名様に「とらやき宗歓」(600円相当分)をプレゼントをするとはがきには書いて
いるのですが、先月に引き続き15名の方を当選とさせていただきました。
おめでとうございます。

宮野竜子様(大阪市) 木島孝之様(福岡県)
樫本公恵様(小城郡) 宮内和子様(東京都)
松本俊幸様(神戸市) 伊伸子様(杵島郡)
池田里子様(小城郡) 小林美穂様(東京都)
久保田幸子様(東京都) 松本かおる様(四條畷市)
小柳善嗣様(長崎市) 名輪三奈子様(佐賀市)
嬉里英子様(福岡県) 境圭介様(横浜市)
佐藤真由子様(川崎市)
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◆村岡総本舗だより◆
編集・構成:村岡総本舗企画室長 村岡由隆
提供・発行:(株)村岡総本舗https://www.muraoka-sohonpo.co.jp
本店 佐賀県小城町861 

TEL 0952-37-3173(代)
0120-35-8057
FAX 0952-37-3191
※本誌に関する御意見・御感想・などのお問い合わせ先
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※当メールマガジンに掲載された記事を許可なく転載することを禁じます。
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