創業明治32年 (1899年) 小城羊羹初祖 村岡総本舗

村岡総本舗だより6月号153号

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◆村岡総本舗だより(パソコンEメール版)◆
   2014年6月号 No.153
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水無月6月麦秋の季節を迎えます。ポルトガル渡りの伝統製法の丸ぼうろは、この時季収穫されるグルテン
度の高い小麦から生まれます。

 4月10日よりNHK総合テレビ木曜時代劇「銀二貫」が全9回放送され、いよいよ6月5日は最終回を迎えます。

 最終回では主人公松吉が目ざした煉羊羹が完成します。江戸時代の18世紀、京都・長崎・江戸で創製され
たとされる煉羊羹はそれまでの蒸し羊羹とは異なり、格調ある味わいと日持ちの良さで好評を博し19~20世
紀の日本において広く普及しました。
 その元となったのは、この番組の主題の「寒天」でありました。葛や小麦が原料の蒸し羊羹とは異なり、
寒天を使用した煉羊羹は独特の歯ざわり舌ざわりも加わって、携帯食保存食としても大きな役割を果しま
した。

 百年前の大正3(1914)年7月に始まった第一次世界大戦により軍事面をはじめとした技術革新が世界中で
進展しました。羊羹の分野においても蒸気釜やモーターによる電動煉釜が採用され、大量生産が可能とな
りました。パッケージにおいても多色刷のレッテルにより羊羹の魅力はさらに高まりました。1930年に始ま
るとされるニューヨークを起源としたガゼット(ラミネート袋)包装システムは短期間のうちにわが国にも
伝えられ、米国との戦争においても羊羹は最先端の携帯食保存食として軍用に用いられたのです。

 今ではこのガゼット包装の煉羊羹が一般化していますが、「銀二貫」ではその前の時代に完成された煉羊
羹が最終回にでき上ります。この煉り羊羹がそのままの形で残されている羊羹のふるさと小城では「銀二貫」
に登場した角(棒)寒天や細(糸)寒天による伝統製法の煉羊羹が羊羹舟に流され、一昼夜の後固まって、
ていねいに切り分けられます。棹物の原点とされる棹の形の切り羊羹は切りたての水々しい舌ざわり、歯ざ
わり、比類なき風味の良さが現代人にも十分に理解され長い歴史を刻んできました。

 近世の食、とりわけ江戸時代の菓子文化は近世以前にわが国に招来された中国や南蛮の菓子が醸成され、
日本独特の伝統菓子和菓子の完成が示されました。
 近代となってもこの近世の和菓子はさらに進化をなし、羊羹はその代表として成長を遂げたのです。「銀
二貫」に見る近世の和菓子の完成に続く、伝統菓子のドラマのさらなる展開をさらに期待しております。

 「銀二貫」が好評に展開する中、村岡総本舗では村岡総本舗羊羹資料館三十周年の記念事業を進行させて
おります。「案内DVDのリニューアル」「村岡総本舗羊羹資料館三十周年展」等に加え、平成11年より平成19
年まで佐賀新聞で、平成12年より平成20年まで日本経済新聞西部版夕刊にて連載された「新羊羹百話」を元
とした「村岡総本舖羊羹資料館案内」を5月中旬に刊行しました。

 平成3年の「羊羹百話」以来「羊羹資料館案内」(平成8年)、「肥前の菓子」(平成11年)、「肥前の菓子
‐シュガーロード長崎街道を行く」(平成18年)に次ぐ5冊目の発刊と相成りました。数多くの羊羹に関する
記録が盛りこまれた「村岡総本舗羊羹資料館案内」をぜひご一読下さい。村岡総本舗本店をはじめ各直売店
にて発売中です。

村岡総本舗羊羹資料館案内(全146ページ) 1冊1200円+税
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★「羊羹のおいしさ」講座のご案内
  数種類の羊羹を実際にご試食していただきながら、材料や製法による味の違いや
歴史について学べるセミナーです。
    講    師 :村岡総本舗 副社長 村岡由隆
●佐賀総本店
 開 催 日 時 :6月8日(日)親子限定講座
 ※静かに受講されたい方は、他の日にお願い致します。
 7月 6日(日) 8月 3日(日)
 開 始 時 刻 :午前10時
  定    員 :32名
  参 加 費 用 :無 料(ただし、要予約)
  所 要 時 間 :60分
  場    所 :佐賀総本店 佐賀市高木瀬町東高木221-1
              0952-31-2106
●福岡店
     開 催 日 時 :6月22日(日)
     開 始 時 刻 :午前10時 
     定    員 :21名
     参 加 費 用 :無料(ただし、要予約)
     場    所 :福岡店 福岡市中央区浄水通り4-18
              092-526-0757
           (日程が変更になる場合がございます。) 

※なるべく早目のご予約をお願い致します。
       予約電話番号:0952‐31‐2131
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★直営店での催し物の御案内

●6月 7日(土) 8日(日) 鳥栖店17周年祭  (午前8時~午後8時)
●6月14日(土)       唐津中央店感謝祭  (午前8時~午後8時)
●6月28日(土)29日    佐賀総本店夏の感謝祭(午前8時~午後8時)
  ・抹茶の無料サービス
     鳥栖店、唐津中央店では「特製切り羊羹」のご試食
     佐賀総本店では「水ようかん」のご試食
  ・唐津中央店では初めての方のための簡単な抹茶の立て方と飲み方の無料講座
      (午前11時・午後2時)
  ・鳥栖店、唐津中央店では特製切り羊羹実演販売(午前10時・午後3時)
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★ 各地催し物の御案内
「特製切り羊羹」、「とら焼き宗歓」、「丸ぼうろ」、「極上羊羹 心・愛・和」
をお持ちする予定です。

 ・5月28日~6月 2日 日本橋高島屋(TEL 03-3211-4111)
 ・5月28日~6月 3日 名古屋高島屋(TEL 052-566-1101)
 ・6月 4日~6月 9日 天満屋緑井店(TEL 082-876-5111)
 ・6月 4日~6月10日 山口井筒屋 (TEL 083-902-1111)
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★フェイスブックのご案内

5日に1回のペースで季節限定の商品や、各地での催し者のご案内を写真付きで
ご紹介しております。
「Googleにて「村岡総本舗 Facebook」で検索、又は下記をクリックの上、
ご覧頂ければ幸いです。
http://ja-jp.facebook.com/muraokasouhonpo
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★お知らせ 

  店頭配布版の村岡総本舗だよりがPDFでご覧いただけるようになりました。
  写真も入っておりますので、ご興味のある方は是非ご覧ください。
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★福岡空港をご利用の皆様へ

第一ターミナル、第二ターミナル2階の岩田屋で「小城羊羹(2本入1620円・
3本入2376円)・小型小城羊羹(5本入694円・8本入1084円・12本入1647円)」
(税込み価格)がお買い求めになれます。
販売店は下記を御参照ください
   福岡空港第2ターミナル
http://shop.fuk-ab.co.jp/store/shop/details/shop_detail59.html
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◆村岡総本舗だより◆
 
 提供・発行:(株)村岡総本舗 http://www.muraoka-sohonpo.co.jp

   本店・羊羹資料館 佐賀県小城市小城町861
  TEL 0952-72-2131(代)
   佐賀総本店     佐賀市高木瀬町東高木  
  TEL 0952-31-2131(代)
    0120-35-8057
FAX 0952-32-1297

※本誌に関する御意見・御感想・などのお問い合わせ先
      info@muraoka-sohonpo.co.jp