創業明治32年 (1899年) 小城羊羹初祖 村岡総本舗

村岡総本舗だより1月号136号

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◆村岡総本舗だより◆
 2013年1月号 No.136
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 平成25年癸巳(みずのとみ)の年を迎えました。「羊羹のふるさと小城」に
は数多くのパワースポットがあり、この正月は多くの参拝者で賑いが訪れます。
 今年の中林梧竹百年記念展にちなみ、梧竹作品の小城のモニュメントをパワー
スポットとともに紹介いたします。
 まずは小城の絶景の地村岡総本舗本店前の「須賀神社」です。平成2年の「寅
さん映画・ぼくの伯父さん」のラストシーンの舞台ともなりました。百五十三段
の石段の手前の鳥居には梧竹筆「須賀社」の石額が掲げられています。知られて
いないのは鳥居南側の「神輿(みこし)記念碑」です。明治33(1900)年
梧竹74歳の書で、台湾に住む小城出身の人々により「須賀神社」に神輿を奉納
した記念碑で石柱となっています。
 須賀神社より南東へ三キロメートルほどにある日蓮宗の名刹「勝妙寺」にも明
治38年79歳の書「勝妙寺石門銘」が存在します。篆書でスケールの大きな作
品。「勝妙寺」には日蓮の真筆があり、小城市内の鎮西本山松尾山光勝寺の秋の
例祭に奉納されます。
 小城鍋島藩初代元茂、二代直能の神社「岡山神社」の一の鳥居の「岡山神門銘」
は楷書で、明治21(1888)年62歳の作品です。碑文の作者は明治の百科
事典といわれた「米欧回覧実記」の久米邦武で、記録によると久米の先祖はこの
地に近い小城郡久米(現JR小城駅付近)に住んでいたといわれます。
 神社仏閣ではありませんが記念碑として「櫻岡公園碑」が小城市立桜岡小学校
正門前にあり、明治20年代小城公園が佐賀県内初の「公園」となった折の作品
です。小城公園の岡の頂上には、この桜岡にはるばると京都から寄せられた後西
院御製歌「さく花にましる岡べの松の葉はいつとなきしも色を添えつつ」が石製
のおおいと共にそびえており、このかな文字の優雅さにも梧竹の心情が表わされ
ています。
小城公園内には甲戌烈土之碑、岡山社燈籠、梧竹退筆塚に梧竹作品があり、梧竹
生誕地(小城商工会議所会館跡)から梧竹退筆塚までの約250メートルの通り
は昭和46年より「梧竹通り」と命名され、緑豊かな学園都市小城の閑静な通り
となっています。
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目次
・特集「中林梧竹100年記念展」
・「肥前の菓子 シュガーロード長崎街道を行く」のご案内
・菓子文化セミナー『シュガーロード講座』」のご案内
・「羊羹のおいしさ」講座のご案内
・JTB「感動魅力人」のご案内
・フェイスブックのご案内
・「お客様の広場」
・今月の菓子
・最近取り上げていただいたテレビ、雑誌等
・直営店での催し物の御案内
・各地催し物の御案内
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★ 特集「中林梧竹100年記念展」
 平成二十五年は羊羹のふるさと小城出身で明治の三筆といわれ、小城では書聖
と崇められてきた中林梧竹没後百年にあたり、記念展が小城市佐賀市で開催され
ています。
明治期の書家として、同じ佐賀県が生んだ副島種臣とともに知られる中林梧竹は
故郷小城の地にも多大の影響を及ぼし、村岡総本舗にもその貢献は及んでいます。
「二十二世紀に残す佐賀県遺産」指定の村岡総本舗本店には、店頭に「天開図
画」の大作が掲げられています。中国の詩から採られたこの四文字は、雲がかか
った山なみが風により姿をあらわし、画を描くことができる状況になったことを
たとえて、良い兆しがあらわれることを示した、めでたい詩として表現されて
います。
 昭和三十六年新築された村岡総本舗本店は佐賀大学特設美術科石本秀雄教授ら
の指導により、須賀神社面前の景勝の地に位置することから、伝統建築と新素材
が組み合わされた姿となりました。その記念として村岡総本舗二代目村岡安吉と
三代目村岡安夫は中林梧竹作品を数点購入し、その最も大きな作品を店頭に掲げ
たのです。
 中林梧竹が愛好した富士山の墨絵も購入され、現在は羊羹の掛紙のデザインと
もなり、大切に使用されています。今回の中林梧竹百年展小城会場にも展示され、
小城市報にも以下の通りに紹介されました。

 日本一の山である富士山に特別な想いを持つ梧竹は、富士山の絵も描いていま
す。空を薄く墨で塗り、山の部分を白ヌキにしています。
 通称「白富士」と称されています。昭和36年村岡総本舗本店落成記念として
購入した梧竹の墨絵です。商品の包装紙にも使用しています。

 中林梧竹の最高傑作とされる「海外飛香」は小城の桜をめでた後西院御製歌を
含めた和歌集の題名から採られ、三百年以上の歴史を有する「小城の桜」の伝統
を伝えてきました。この傑作にちなむ春の桜をモチーフとした餅入り最中「海外
飛香」は三月四月の季節商品として村岡総本舗が製造を続けています。
小城市内に点在する梧竹作品のモニュメントは、「書の聖地小城」の大切な財
産となっています。
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★「肥前の菓子 シュガーロード長崎街道を行く」のご案内

 弊店社長・村岡安廣の著作「肥前の菓子」が佐賀新聞より発売されております。
長崎街道は菓子の技術が伝わった道として、「シュガーロード」とも呼ばれてい
ます。著者は研究のため、年月をかけて佐賀、日本はもちろん、ポルトガル、ス
ペイン、韓国、中国、タイなど多くの国々を訪れています。ぜひご一読下さい。

 価格1,000円(税込)

佐賀県内の書店、村岡総本舗直売店で販売しております。
メールでのご注文も受け付けております。お名前、ご住所、お電話番号、冊数を
ご記入の上、下記までご連絡下さい。
(送料1冊580円、冊数により違ってきます。)
info@muraoka-sohonpo.co.jp
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★ 「菓子文化セミナー『シュガーロード講座』」のご案内

  1.開催地 村岡総本舗 福岡店
         福岡市中央区浄水通り4-18 TEL 092-526-0757
           西鉄「教会前バス停(中央区)」付近
  2.内 容 シュガーロードと称される長崎街道とシュガーアイランド九州を
        中心とした伝統菓子を探るセミナー
  3.講 師 村岡総本舗 社長 村岡安廣
  4.開催日  平成24年4月より毎月1回14時~15時30分予定
          (変更の場合もあります)
         (1)平成25年 1月12日(土)
         (2)  同   2月 9日(土)
         (3)  同   3月 9日(土)
  5.参加料 各回1000円(資料代)
  6.お申し込み方法
        電 話  0120‐358‐057(無料)
             
        メール  info@muraoka-sohonpo.co.jp
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★「羊羹のおいしさ」講座のご案内

 数種類の羊羹を実際にご試食していただきながら、佐賀が羊羹購入額日本一の
 理由や、材料などについて学べるセミナーです。

 ●佐賀総本店
 講    師 :村岡総本舗 副社長 村岡由隆
 開 催 日 時 :平成25年1月13日(日)2月17日(日)3月3日(日)
 開 始 時 刻 :午前10時
 定    員 :32名
 参 加 費 用 :無 料
 所 要 時 間 :60分
 場    所 :
              

※なるべく早目のご予約をお願い致します。
 予約電話番号:0952‐31‐2131
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★JTB「感動魅力人」のご案内

JTB主催の感動魅力人に村岡総本舖村岡由隆副社長が推薦され、平成24年
10月より月に一回村岡総本舗羊羹資料館にて小城羊羹の歴史や展示品について
解説を行っております。

 お申込みなど詳しくは下記のホームページをご覧下さい。
  JTB感動魅力人ホームページ(http://www.jtb.co.jp/miryokubito/index.asp)
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★フェイスブックのご案内

「Googleにて「村岡総本舗 Facebook」で検索、又は下記をクリックして
下さい。
(http://ja-jp.facebook.com/muraokasouhonpo) 
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★「お客様の広場」

 店頭や村岡総本舗羊羹資料館等でアンケートに答えていただいたお客様のご意
見を掲載いたします。     
                  
ありがたいご意見を数多くいただき、本当に感謝いたしております。
ご協力ありがとうございました。

「羊羹講座で季節の棹物が毎月出ていると初めて知りました。どれも美味そうで
 食べてみたいので、毎月足を運んで制覇したいです。」
 (佐賀市・女性)

「佐賀に来たら必ず寄ってお土産を買うと決めています。今日は黒豆羊羹。母が
 喜びます。」
 (東京都・女性)
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★今月の菓子
● 「市の川」(季節の棹物)
通常のものよりかなりやわらかい小倉餡と、もちを使った1月のみの棹物の
 菓子です。
  ・定価1365円 (通信販売不可) ・賞味期限 7日間
・販売期間 1月
 (http://www.muraoka-sohonpo.co.jp/category/001_ichinokawa.html)

●「黒豆羊羹」「極上黒豆羊羹」(季節の棹物)
 黒豆を正月に食べるのは、「黒」は日焼けで健康を意味し、「豆」は、「まめ
 に働く」ということからきているようで大変縁起がよいとされています。
 おせち料理やお歳暮、年始のごあいさつなど幅広くお使いいただければ幸い
 です。
 「黒豆羊羹」 ・価格 1365円より (通信販売可) ・賞味期間 120日間
     ・販売期間 10月~1月
 「極上黒豆羊羹」・価格 2730円より(通信販売可) ・賞味期間 90日間 
         ・販売期間 10月~1月
 (http://www.muraoka-sohonpo.co.jp/product/kuromame_yokan.html)

●「とら焼き宗歓」
 年間販売No.1の人気商品です。お買い求めやすくボリューム感があり、味も
 見た目よりあさっりしていると好評です。
・定価126円 (通信販売可) ・賞味期限 12日間
・販売期間 通年
(http://www.muraoka-sohonpo.co.jp/product/torayaki_sokan.html)

●「えくぼ」(初笑い)(上生菓子)
薯蕷まんじゅうで中あんは小豆のこしあんを包み、中央に紅を付け、笑った
時のえくぼを表しました。正月には「初笑い」と菓名をつけることもありま
す。
・定価231円 (通信販売不可) ・賞味期限 当日限り
・販売期間 1月

●おぎおんさん
 桜の花びらの形をしたかわいらしい羊羹です。大変貴重な国産の白小豆や
 大手亡豆を使った本格的な羊羹ですので、ぜひ一度お試しください。
  ・定価 5個入り 630円 10個入り 1050円(通信販売可) ・賞味期限 90日間
・販売期間 1月~7月
  (http://www.muraoka-sohonpo.co.jp/product/ogionsan.html)
 
●丹波大納言製羊羹
 伝統を受け継いだ手ごしなどの作業で口溶けの良さを追求した最上級の羊羹で
 す。和三盆糖など贅沢な素材を使用しております。
 ・価格 5250円より (通信販売可) ・賞味期間 60日間
・販売期間 通年
(http://www.muraoka-sohonpo.co.jp/product/tanbashiroazuki_dainagon.html)

 商品のご注文、お問い合わせは下記の方までお願いいたします。
 また、これらの商品がない店舗も一部ございますのでご了承ください。

ホームページ http://www.muraoka-sohonpo.co.jp
mail info@muraoka-sohonpo.co.jp
フリーダイアル 0120-35-8057(午前8時~午後8時)
FAX  0952-37-3191
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★ 最近取り上げていただいたテレビ、雑誌等

・佐賀新聞11月21日付に小城市民図書館小城館、三日月館で開催の『梧竹史料
 展』が紹介されました。三日月館では弊店極上羊羹等の掛け紙に使用されている
 中林梧竹の富士山の墨絵も展示されております。
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★直営店での催し物の御案内

● 1月1日(日)~3日(火) 新春初売り(各直営店にて)
・新春初売りでは1日、2日、3日の期間中、1050円以上ご購入のお客様に
 お年玉金券(300円分)を進呈させていただきます。
  
   ・営業時間の御案内
              1月1日    1月2日、3日
    本店      11:00~18:00   平常通り
    佐賀総本店   11:00~18:00   平常通り
    小城中央店   11:00~18:00   平常通り
    小城駅前店   11:00~18:00   平常通り
    多久店     11:00~18:00   平常通り
    佐賀駅北口店  11:00~18:00   平常通り
    唐人町店    11:00~18:00   平常通り
    佐賀デイトス店   11:00~18:00   平常通り
    佐賀空港店    6:00~19:15   平常通り
    白石店     11:00~18:00   平常通り
    鳥栖店     11:00~18:00   平常通り
    唐津店     11:00~18:00   平常通り
    唐津中央店   11:00~18:00   平常通り
    有田店     11:00~18:00   平常通り
    福岡店     11:00~18:00   平常通り
    博多駅マイング店  9:30~21:00   平常通り

●1月1日(火) 小城本店新春福茶(午前11時~午後6時)
・案内ハガキをお持ちのお客様に、「小型小城羊羹(2本入り)」進呈
・抹茶・黒豆羊羹ご試食無料サービス
・菱花びら餅販売
・季節限定の菓子をはじめ試食をふんだんにご用意してお待ち致しております。

●1月6日(日) 佐賀空港店感謝祭(午前6時~午後7時15分)
・店内商品1,050円以上お買い上げのお客様に小さくても本格的で賞味期間も
 長い「小型小城羊羹(2本入り)」進呈
・小豆の風味豊かな「自家製ぜんざい」の無料サービス
 (午前8時20分~午後7時15分)

●1月12日(土) 多久店感謝祭(午前8時~午後8時)
●1月25日(金) 佐賀駅北口店感謝祭(午前8時~午後8時)
多久店感謝祭・佐賀駅北口店感謝祭では、
・小豆の風味豊かな「自家製ぜんざい」の無料サービス
・店内商品1,050円以上お買い上げのお客様に「小型小城羊羹(2本入り)」
 進呈
・「特製切り羊羹」の実演販売(午前10時・午後3時)
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★ 各地催し物の御案内

「特製切り羊羹」、「栗羊羹」、「とら焼き宗歓」、「丸ぼうろ」、「極上羊羹 
心・愛・和」 をお持ちする予定です。

・1月 5日~1月14日 立川高島屋 (TEL 042-525-1111)
・1月 9日~1月14日 松戸伊勢丹 (TEL 047-364-1111)
・1月 9日~1月15日 柏高島屋  (TEL 047-144-1111)
・1月10日~1月15日 広島福屋  (TEL 082-568-3053)
・1月10日~1月16日 近鉄四日市 (TEL 059-353-5151) 
・1月10日~1月17日 鹿児島山形屋(TEL 099-227-6111)
・1月16日~1月22日 岐阜高島屋 (TEL 058-264-1101)
・1月16日~1月22日 西宮阪急  (TEL 0798-62-1381)
・1月16日~1月23日 近鉄松下  (TEL 0834-21-5000)
・1月17日~1月23日 近鉄和歌山 (TEL 073-433-1122)
・1月23日~1月28日 浦和伊勢丹 (TEL 048-834-1111)
・1月23日~1月29日 京急百貨店 (TEL 045-848-1111)
・1月24日~1月30日 東急吉祥寺店(TEL 0422-21-5111)
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★ お願い

おかげさまで「村岡総本舗便り」は登録者数が2971名となりました。
また、店舗でお渡ししている「ダイジェスト版」のほうも12月は約12900名の方に
お渡しができ、本当にありがたく存じます。一人でも多くの方に和菓子のすばら
しさを知っていただければと思っておりますので、和菓子にご興味がある方には
ぜひ下記のアドレスをお知らせください。

すぐにご登録いただけます。
 http://www.muraoka-sohonpo.co.jp/mailmagazine.html 
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★福岡空港をご利用の皆様

第一ターミナル、第二ターミナル2階の岩田屋で「小城羊羹(2本入1575円・3本入
2310円)・小型小城羊羹(5本入672円・8本入1050円・12本入1575円)」(税込み
価格)がお買い求めになれます。

販売店は下記を御参照ください

福岡空港第2ターミナル
(http://shop.fuk-ab.co.jp/store/shop/details/shop_detail59.html)
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提供・発行:(株)村岡総本舗 http://www.muraoka-sohonpo.co.jp
本店・羊羹資料館 佐賀県小城市小城町861 
     

     TEL 0952-37-3173(代)
     0120-35-8057
     FAX 0952-37-3191

※本誌に関する御意見・御感想・などのお問い合わせ先
     info@muraoka-sohonpo.co.jp
※当メールマガジンに掲載された記事を使用される場合は、メールにて一言お
 申し付けください。
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解約して頂きますようお願い致します。

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