創業明治32年 (1899年) 小城羊羹初祖 村岡総本舗

村岡総本舗だより11月号98号

アイキャッチ画像 メールマガジン

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
◆村岡総本舗だより◆
2009年 11月号 No.98
毎月一回発行の和菓子の情報誌です。一人でも多くの方に和菓子の持つ季節感
やすばらしさを知っていただければ幸いです。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 霜月(しもつき)十一月、羊羹和菓子がいっそうおいしさを増す時季となりま
した。

 小豆は古来魔よけとして大切にされてきました。白い米によってできる餅と小
豆を組み合わせた料理や菓子は健康を祈念する行事等に盛んに用いられ、和菓子
の代表格である羊羹をはじめとした餡を用いる菓子には欠かせない原料となって
います。

 七十年前の昭和十四年、戦争による物資統制が始まりました。羊羹和菓子の原
料の内、当時欠乏したものは砂糖よりも小豆でありました。大口自家製餡組合が
結成され、小豆を中心とした豆類を加工して大量に生産する全国の和菓子店の組
織ができ上りました。当初年間千俵以上使用の店十四店で構成されましたが、数
が少なかったため年間五百俵以上の店六十五店によって、昭和十九年までの約五
年間継続され、小豆を中心とした豆類を確保することができました。

 戦後この組織が元となり全国銘産菓子工業協同組合が結成されました。きっか
けはやはり小豆や砂糖の統制による原料不足で自由に和菓子がつくれないことで
した。昭和25年秋東京日本橋三越百貨店における全国銘菓展は全国各地の地方
銘菓が一同に揃い、多くの人々の熱狂的な来場により大盛況となりました。砂糖
1キログラムが500円と、物価の差を考えると現在の10~20倍の高価な原料
を使用した菓子が、会場一杯に展示即売され、当時自由に購入できなかった菓子
は食べる宝石のようなあこがれをもって迎えられたのです。

 全国銘産菓子工業協同組合はその後も全国銘菓展を継続し本年第六十四回は前
年を大きく上回る盛況で史上二番目の記録を打ちたてました。機関紙「あじわい」
は昭和四十三年刊行以来百六十六号を数え、全国の各店において数多くの配布が
行なわれ好評を博しています。

 来年春京都において行なわれる六十周年記念式典では献菓祭も予定され、全国
の銘菓がこのような形で初めて一同に会することとなります。

 弊店三代目村岡安夫は全国銘産菓子工業協同組合元副理事長、四代目村岡安廣
は現理事長の役をいただき、約百に及ぶ組合員と共に、その活動に参画しており
ます。
===================================
目次
・特集「朔羊羹」
・「肥前の菓子 シュガーロード長崎街道を行く」のご案内
・「お客様の広場」
・今月の菓子
・最近取り上げていただいたテレビ、雑誌等
・直営店での催し物の御案内
・各地催し物の御案内
・「とらやき宗歓」アンケート10月の当選者発表
===================================
★ 特集「朔羊羹」

 今年二十五年を迎えた村岡総本舗羊羹資料館の開館十周年の平成六年に創製さ
れた「朔羊羹(ついたちようかん)」は発売以来十五年の歴史を有する銘菓とな
りました。12月1月3月4月7月8月の各1日だけの販売の予約限定品として
数多くの方々に愛好されてきました。
 小豆の、しかも漉し餡の羊羹のおいしさを最大限に表現しようとの試みは、こ
の朔羊羹によって大きく飛躍したといえましょう。きっかけは昭和六十年刊日本
料理秘伝集成十六巻菓子の部に紹介された煉羊羹の最も古いレシピとされる船橋
屋織江の煉羊羹の記事でありました。ささげ、角寒天、唐三盆を使用した当時江
戸で流行し始めた煉羊羹の記事から、現代最高の煉羊羹の創作を思いたち、記事
の監修者である鈴木晋一先生に再三の御指導をいただき朔羊羹は完成しました。
 十八世紀江戸日本橋の喜太郎(=紅屋志津磨?)によって創製されたといわれ
る江戸式煉羊羹は弁当箱に流されたとの故事から、佐賀大学の木工の専任教授の
指導もいただき、往年の塗箱を復元し、村岡総本舗木工部にて製作いたしており
ます。ささげは備中産小豆、角寒天は信州産角寒天、砂糖は和三盆糖を一部加え
て、羊羹のふるさと小城に伝えられた製法により平成六年三月より発売されまし
た。粒の比較的小さな備中産小豆は小豆の味わいがしっかりとしており、この深
い豊かな味が寒天、砂糖とのとり合せの妙により羊羹としてのおいしさを最大に
表現しました。
 抹茶、煎茶に限らずコーヒーにも合う菓子として、赤小豆の朔羊羹は、この時
季最高のぜい沢として多くのお客様に高い評価をいただいております。

●小城の朔羊羹
  ・価格 10500円(通信販売可)・賞味期間 20日間・1箱1000グラム
  ・販売期間4、7、8、12、1、3月の1日のみ
(http://www.muraoka-sohonpo.co.jp/product/tsuitachi.html)
===================================
★「肥前の菓子 シュガーロード長崎街道を行く」のご案内

長崎街道は菓子の技術が伝わった道として、「シュガーロード」とも呼ばれてい
ます。著者である弊店社長は佐賀、日本はもちろんのこと、ポルトガル、スペイ
ン、韓国、中国、タイなど多くの場所に実際に訪れ、研究した集大成の本です。
ぜひご一読下さい。

 価格1,000円(税込)

佐賀県内の書店、村岡総本舗直売店で販売しております。
メールでのご注文も受け付けております。お名前、ご住所、お電話番号、冊数を
ご記入の上、下記までご連絡下さい。
(送料1冊210円、冊数により違ってきます。)

info@so-honpo.com
(http://www.muraoka-sohonpo.co.jp/product/book.html)
===================================
★「お客様の広場」
 今回もホームページ上よりお買い上げいただいたお客様と、店頭でアンケート
に答えていただいたお客様のご意見を掲載いたします。     
                  
ありがたいご意見を数多くいただき、本当に感謝いたしております。
ご協力ありがとうございました。

「11年前父の法事で今回母の法事で佐賀に参りました。佐賀駅前の店でコーヒー
 をいただきました。お店の設計が立派楽しみました。“父が小城羊羹が日本一だ”
 と言っていたのを思い出しながらおいしくいただきました。」
 (千葉市・山中様)

「格式のあるお菓子という感で風情があり、接客もよく感じがよいお店でした。」
 (大野城市・毛利様)
===================================
★今月の菓子

●「七五三詰合せ」
 縁起の良い千歳あめと人気商品「とら焼宗歓」、佐賀の誇るバルーンフェスタ
 をイメージした「パイまんじゅう気球船」の詰合せです。
 ・定価 1398円、2355円 ・賞味期限 12日間 
 ・販売期間 

●「柚の木」(ゆのき)(季節の棹物)(ゆず入り薯蕷羹)
 薯蕷(じょうよ=山芋)のしっとりしたやさしい味わいにゆずの香りのさっぱ
 りした味わいがマッチしています。軽羹とはまた違った独特のしとり感をお楽
 しみください。
 「柚の木」は本店の所在地小城町と穀倉地帯の南山北山をつなぐ山あいの実際
 にある地名です。
 ・定価 1365円 (通信販売可) ・賞味期限 10日間
・販売期間 11月

(http://www.muraoka-sohonpo.co.jp/category/011_yunoki.html)

●「唐いも」
  本物のいもと間違えそうな外見と、白いんげんの「いも」が口の中でとける
 ような食感と、ほどよいシナモンの風味をお楽しみください。
 テレビ西日本の番組「ももち浜DXストア」で、“いもスイーツ・ランキング”
コーナーで、村岡総本舗の『唐いも』が第二位に選ばれ紹介されました。
・定価 126円 (通信販売可) ・賞味期限 12日間  
・販売期間 通年

(http://www.muraoka-sohonpo.co.jp/product/karaimo.html)

●パイまんじゅう気球船
  練りパイの製法に改良を加えて何層にも重なったパイ生地と羊羹作りによって
  磨かれた餡のおいしさが楽しめます。かぼちゃは特に若い女性に人気です。
  佐賀インターナショナルバルーンフェスタのお土産としてもご利用いただいて
  おります。 
 ・定価 158円(通信販売可)・賞味期間12日間
 ・販売期間 通年

  (http://www.muraoka-sohonpo.co.jp/product/kikyusen.html)

●「錦秋」(上生菓子)
  黄色とオレンジ色に染めたきんとん餡をそぼろ状とし美しい紅葉をイメージ
  しました。中は小倉餡になっております。
・定価 231円 (通信販売不可) ・賞味期限 当日限り
・販売期間 11月

 商品のご注文、お問い合わせは下記の方までお願いいたします。
 また、これらの商品がない店舗も一部ございますのでご了承ください。

ホームページ http://www.muraoka-sohonpo.co.jp
mail info@so-honpo.com
フリーダイアル 0120-35-8057(午前8時~午後8時)
FAX  0952-32-1297
====================================
★ 最近取り上げていただいたテレビ、雑誌等

・FMラジオ石川の番組『旅して候ー佐賀篇』九月九日放送で小城羊羹・特製
 切り羊羹が紹介されました。
===================================
★直営店での催し物の御案内

●とら焼き宗歓4個付けキャンペーン日程
11月 1日(日)唐人町店・佐賀駅北口店(午前8時~午後8時)
11月 7日(土)多久店・白石店(午前8時~午後8時)
11月14日(土)福岡店(午前10時~午後7時)
11月21日(土)22日(日) 有田店(午前8時~午後8時)
11月28日(土)唐津店(午前9時~午後7時30分)
         唐津中央店(午前8時~午後8時)
・とら焼き宗歓4個付けキャンペーンでは、店内商品1,050円以上お買い上げの
 お客様に『とら焼き宗歓』4個無料進呈

====================================
★ 各地催し物の御案内

「特製切り羊羹」、「栗羊羹」、「とら焼き宗歓」、「丸ぼうろ」、「極上羊羹 
心・愛・和」 をお持ちする予定です。

・11月 4日~11月 9日 小田急町田店(TEL 042-727-1111)
・11月 5日~11月10日 高崎高島屋 (TEL 0273-27-1111)
・11月11日~11月17日 都城大丸  (TEL 0986-23-3500)
・11月12日~11月18日 遠鉄百貨店 (TEL 053-457-0001)
・11月18日~11月24日 西宮阪急  (TEL 0798-62-1381)
・11月18日~11月24日 横浜高島屋 (TEL 045-311-5111)
・11月24日~11月27日 西鉄タミー (TEL 0942-34-3421) 
====================================
★とらやき宗歓アンケート10月の当選者

直営店や東京、大阪での催し物でお買い上げいただいたお客様に差し上げている
アンケートはがきの当選結果です。アンケートに答えられた方も対象とさせてい
ただきました。「とらやき宗歓」(1113円相当分)を10名様にプレゼントさせて
いただきます。おめでとうございます。

佐藤隆光様(鳥栖市) 金子麻由子様(多久市)
福永翼様 (佐世保市)加藤暁美様 (長崎市)
鵜鷹昇様 (前原市) 佐藤ヨウ子様(都城市) 
秋本千晶様(下関市) 前広理恵様 (荒尾市)
山中信子様(千葉市) 毛利小枝美様(大野城市)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
★ お願い

おかげさまで「村岡総本舗便り」は登録者数が約2000名となりました。
また、店舗でお渡ししている「ダイジェスト版」のほうも10月は約11350名の方に
お渡しができ、本当にありがたく存じます。一人でも多くの方に和菓子のすばら
しさを知っていただければと思っておりますので、和菓子にご興味がある方には
ぜひ下記のアドレスをお知らせください。

すぐにご登録いただけます。
 (http://www.muraoka-sohonpo.co.jp/mailmagazine.html)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
★福岡空港をご利用の皆様へ

博多大丸エアポートショップで「特製羊羹(1本 1260円)」(価格税込みです)が
お買い求めになれます。
第一ターミナル、第二ターミナル2階の岩田屋で「小城羊羹(2本入1575円・3本入
2310円)・小型小城羊羹(5本入672円・8本入1050円・12本入1575円)」(税込み
価格)がお買い求めになれます。

販売店は下記を御参照ください

博多大丸エアポートショップ
(http://fukuoka.e-machi.ne.jp/109389/)

福岡空港第2ターミナル
(http://shop.fuk-ab.co.jp/store/shop/details/shop_detail59.html)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
◆村岡総本舗だより◆

提供・発行:(株)村岡総本舗 http://www.muraoka-sohonpo.co.jp
本店・羊羹資料館 佐賀県小城市小城町861 
     TEL 0952-72-2131(代)
佐賀総本店     佐賀市高木瀬町東高木
     TEL 0952-31-2131(代)
     0120-35-8057
     FAX 0952-32-1297

※本誌に関する御意見・御感想・などのお問い合わせ先
     info@so-honpo.com
※当メールマガジンに掲載された記事を使用される場合は、メールにて一言お
 申し付けください。
※本誌のご解約は、「メールマガジン不要」と書いてinfo@so-honpo.comまで
 お送り頂くか、ホームページ(http://www.muraoka-sohonpo.co.jp)にて解約して
頂きますようお願い致します。